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特別講義「現役ガイドによる英語ガイド実践講座『オンライン伏見稲荷ツアーで擬似案内』」を実施

観光ホスピタリティ学科
教授 益山 代利子

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総合経営学部観光ホスピタリティ学科と教育学部の学生が受講する「異文化交流演習」では、様々な日本の文化を外国人に英語で説明する実践的な講義を行っています。観光地の魅力、食文化、ものづくり等、ガイドになったつもりで日本文化や日本の暮らしを伝えます。

この度、京都に拠点を置くプロの英語ガイドサービスを提供している会社「Japan Exploration Tours JIN - 仁」の代表取締役藤本賢司様にご協力を依頼して、京都伏見稲荷大社のガイドをオンラインでご披露頂きました。コロナ禍により海外からの旅行者が途絶える中、オンラインツアーで世界中の旅行者と繋がっている企業の取り組みをご紹介頂きました。

京都伏見稲荷大社は、訪日外国人旅行者にとって特に人気がある観光スポットですが、その特徴を英語で説明するのは容易ではありません。藤本様がガイド役と外国人旅行者役を使い分けて、英語で質問を投げかけ、受講生が英語で応答するという部分もあり、かなり学生にとっては難易度の高い講義でした。TOIECの得点がいくら高くても、とっさの英語での質問に応えるのは厄介です。それは英語力だけの問題ではなく、日本文化そのものを深く理解できていないとあいまいな受け答えしかできません。また、旅行者の視点に立ち、日本の暮らしや宗教、慣習などを分かりやすく、楽しく伝えるという技術も求められます。

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ガイドの仕事だけでなく、まだ黎明期のオンラインツアーの作り方についても様々な発見があったようです。ITCを活用した観光の在り方についても実践的に学ぶ機会を頂きました。

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