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「松大生と学ぶ親子プログラミング教室」が開催されました
総合経営学部 教授 室谷 心
松商短期大学部 教授 矢野口 聡
4年目を迎え恒例となった、安曇野市教育委員会からの受託事業「松大生と学ぶ親子プログラミング教室」が今年も開催されました。10月31日(土)11月1日(日)は三郷交流学習センター「ゆりのき」が会場でした。COVID-19の影響で、3蜜を避けるために三郷会場では1教室4組8名と人数を絞った開催だったため、参加者は例年にも増して高倍率の抽選だったようです。秋晴れの晴天の中、コロナ対策でみんな検温してから入室し、マスクをつけての講座でした。
今年は松本大学総合経営学部の室谷セミナーと松商学園短期大学部の矢野口セミナーの学生たちが先生役で、オリジナルの教材でプログラムの作成指導を行いました。使っているスクラッチはNHKのEテレや学校でも使われているシステムで、参加者の中にはスクラッチ体験済みでよく知っている小学生もいましたが、付添いのご父母の皆さんはほとんどが初めてで、興味深々の様子でした。また、今回は参加者の約4分の3が3年生以下で、1年生が12組と最も多かったのですが、参加人数を絞っていたことでアシスタントの学生はマウス操作を手助けするなど手厚いサポートができていました。
1講座1時間半という小学生にとっては長時間の講座ですが、内容の楽しさにつられて、みんな終わりまで集中して参加し、ゲームプログラムを完成できました。
学生たちは複数のグループに分かれてそれぞれがオリジナルの教材を作成しました。参加者には、これらを合本したものを配付したのですが、学生たちは他のグループの教材を見て刺激を受けたようで、自分たちの教材改良の参考にしようとあれこれ相談していました。また、午前の部が終わってお昼休みの間にも午後はやり方をこう変えようなどと打ち合わせをする様子も見られ、この活動は学生たちにとって主体的な学びへと動かす場となっているんだと改めて実感しました。
この教室は今年もあと2日開催され、のべ80組以上の親子が参加される予定です。