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安曇野市受託事業「松大生と学ぶキッズプログラミング教室」、好評のうちに終了

総合経営学科長/教授
室谷 心

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12月21日22日の両日にわたって、安曇野市役所本館でキッズプログラミング教室が開催されました。これは3年目を迎えた「松本大学学生が子供たちにプログラミングの楽しさを教える」という安曇野市からの受託事業です。毎回、総合経営学部学生によるプログラミング教室と短期大学部矢野口ゼミによるフィジカルコンピューティング体験コーナーの2本立てのイベントで、今年度はこれが最後の開催でした。


プログラミング教室は、情報の教員を目指す学生を中心とした総合経営学科学生たちが、工夫をこらしたオリジナル教材で小学生にプログラミングを教えました。10人のクラス2つを2日間午前午後に開講し、総計約75人の小学生が参加してくれました。低学年の子も多かったのですが、1時間半の授業にしっかり集中して参加してくれました。

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乱数や条件分岐、接触判定などプログラミングに特徴的な考え方を、どうやって説明したら小学生にわかってもらえるか悩みながら教材を工夫した学生たちも、参加者の皆さんがきちんと終わりまで課題を完成して、自分でプログラムを組んだゲームで楽しそうに遊ぶ姿に一安心+大満足でした。

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小学校へのプログラミング教育導入は来年度正式に始まります。タイルプログラミングのスクラッチは中心的な役割を期待されている教材です。プログラムしたとおりに、キャラクターが画面上で動き、反応し、見た目を変え、音を鳴らします。小学生よりも興味津々で夢中になるご父母の方もいらっしゃいました。

短期大学部矢野口ゼミの皆さんは、キネクトやmicro:Bitを使ったフィジカルコンピューティングの体験プログラムを用意しました。画面上のキャラクターの動きも良いのですが、パソコン場面を飛び出して実世界の物体が動くと迫力が違います。また、自分の体がコントローラになるキネクトは今後の発展のいろいろな可能性を感じさせるものでした。

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今回の安曇野市受託事業が子供たちがプログラミンに興味を深めるきっかけになることを期待しています。

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