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2019/12/05
  • 教育研究情報

「平成31年度宅地建物取引士試験」に総合経営学科2年生が合格

総合経営学科
教授 葛西 和廣

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「平成31年度宅地建物取引士試験」の合格発表が12月4日にあり、総合経営学科2年の学生1名が合格しました。総合経営学科では「宅建講座」の授業の他に、夏期集中の宅建講座や個別指導を実施し、今年も合格者を出すことができました。

近年の合格実績は以下の通りです。

  • 平成30年度:総合経営学科4年生2名、3年生1名
  • 平成29年度は総合経営学科4年生1名
  • 平成28年度は総合経営学科2年生1名
  • 平成27年度は総合経営学科3年生1名、1年生1名
  • 平成26年度は総合経営学科3年生2名
  • 平成25年度は総合経営学科2年生2名

宅建士は「宅地建物取引士」の略称で、毎年20万人前後の受験者数を誇る最大規模の国家資格です。宅地建物取引士は宅地建物取引業法に基づいて定められている国家資格者で、宅地建物取引において購入者等の利益の保護を優先し、公正かつ誠実に法に定めた事務を行う不動産取引の専門家です。

取引をするとき、消費者は必ず契約の前に「重要事項説明書」の交付と説明を受けます。車や本などであれば自分で注意深く観察すればある程度の状態は把握できますが、土地や建物となると見ただけでは分からないことがたくさんあります。所有者が誰で、実際の土地建物の状態がどうなっているのか、どのくらいの大きさがあり、どんな設備があって、どんな制約や制限があるのか、また抵当権等が設定されていないかなど、購入や賃貸の決断をするためにとても重要なことを説明するのが宅地建物取引士の仕事です。この重要事項の説明は、宅地建物取引士以外はすることができず、説明をする際には、事前に宅地建物取引士証を提示する義務があります。更にこの重要事項説明書への記名・押印、本契約に進んだ際の契約書への記名・押印も宅地建物取引士にしかできない仕事です。

銀行や不動産関係の仕事に就きたいと思っている学生には必須の資格ですので、是非「宅地建物取引士」にチャレンジして欲しいと思います。

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