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2019/11/14
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科・兼村ゼミで地域企業を訪問調査
~(有)ニシキ精機【岡谷市】~

総合経営学部総合経営学科
教授 兼村 智也

私のゼミでは企業経営にかかる疑問や問題意識を、実際に地域中小企業に出向き、お話を聞くことで解明につなげていくという取り組みを行っています。昨今、地域の中小企業は大変な人手不足の状況に陥っています。そうしたなか1990年代後半から国の「技能実習制度」をつかってインドネシアの若者を採用し、実績をあげる(有)ニシキ精機(岡谷市)を11月11日(月)に訪問させていただきました。


外国人の活用は企業にどのような影響をもたらすのか、そうした問題意識をもって伺ったのですが、山田昌義社長のお話によれば、単なる人手不足対策にとどまることなく、当時、若い人の採用が困難で高齢化が進んでいた社内に、彼らの若いエネルギーが活気を与えてくれたこと、そして母国での試験を乗り越えて3年という限られる滞在期間のなかで働いている彼らの「やる気・集中力」が周りの若い日本人従業員にも刺激をもたらしてくれることを指摘していました。年齢はゼミ学生と同じ21歳、それにもかかわらず異国の地で懸命に働く彼らとの「違い」を学生たちも認識したようでした。
当日は山田社長からお話を伺うだけでなく、ゼミ学生に質問が投げかけられ、意見交換するという活発な雰囲気のなかで行われました。

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山田社長からの質問に答える学生

また就業時間中にも係らず、インドネシア実習生2名も参席していただき、彼らから「生の声」をお聞きすることができました。

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インドネシア実習生からのお話

ご多忙のなか、このような機会をいただきました山田社長、また準備にご尽力いただきました総務課・石川様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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山田社長・実習生とともに

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