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男子Vリーグの「長野トライデンツ」と連携協定を調印

スポーツ健康学科
准教授 山本 薫

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去る12月4日、バレーボール男子Vリーグの長野トライデンツ(本拠地・上伊那郡南箕輪村)と本学の間で、「事業連携・推進に関する協定」が調印されました。調印式には、トライデンツ側から、経営母体である一般社団法人VC長野クリエイトスポーツの笹川社長をはじめ3名が、また、本学からは住吉学長など4名が出席しました。

協定調印に至ったきっかけは、チーム名に込められた「チーム」「パートナー」「地域」のキーワードを胸に、夢を叶えたいという同チームの熱い思いと、「地域連携・貢献」を設立理念とする本学の方向性が一致し、地域を盛り上げたいという思いが共有できたことにあります。今後は、力を合わせて地域の活性化と地域の子供達の長期的な健全育成を図ること、学生スポーツ・地域スポーツの振興と発展をサポートすること、さらに、松本大学の学生も奉仕の精神を持ってゲーム運営スタッフとして参加し、多くを学ぶ機会とすることなどを目的に、可能な形で取り組んでいきたいと考えています。

さらに、将来的には、スポーツ教室の企画運営や講演会の開催、クラブを通じた地域活性化に関する調査研究、スポーツをとおした健康体力づくりにおける医科学情報収集調査・研究等を検討していきたいと思います。また、チームからの要請に応じて栄養面、メンタル面、トレーニング面でのサポートについて意見交換しながら進めていけるのではないかとも考えています。幸いなことに、本学にはチームサポートの実績をもつ教員が多数おられます。今後の同チームと本学との連携活動が、地域活性化のモデルケースに発展することも考えられます。

本学はこれまでも、地域プロ野球独立リーグの信濃グランセローズとサッカーJリーグ松本山雅、プロバスケットボールBリーグの信州ブレイブウォリアーズの各チームとも協定を結び、機会ある毎に連携事業に取り組んできています。今回の協定調印よって、それがいっそう多様化され、興味・関心のある皆さんに、いっそう魅力ある機会や情報を提供することになるでしょう。そしてそれは、地域プロ・スポーツを核とした地域スポーツの振興・発展、ひいては地域活性化の可能性を広げることになるはずです。ご期待ください。

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