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松本市の中心市街地でエクスカーション(巡検)を実施
総合経営学科
専任講師 古川 智史
11月17日、18日(いずれも午後)に、「地域経済論」、「地理学」の受講者のうち、希望者を対象としたエクスカーション(巡検)を実施しました。
今回は、松本市の中心市街地をフィールドに、商業空間の再編を含めた地域変容をテーマとしました。具体的には、江戸時代の城下町の構造、鉄道の開設や戦後の市街地整備などを通じた都市構造の変容、大型商業施設の立地と地域的影響、商店街の形成から個性を活かしたまちづくりの展開、松本城と景観、などを取り上げました。当日は、松本駅に集合した後、いくつかのスポットを回り、「松本」の街がどのように変わってきたのか、現在の景観をみながらイメージを膨らませ、理解を深めました。
トータルで約3時間歩きましたが、参加者の感想の中には「思ったより疲れなかった」と、まだエネルギーが残っていた方もいたようです。エクスカーション全体を通しては、景観・街の変化に関する感想や、知らないことが多くあったという感想が複数寄せられ、普段の『松本』とは違った側面の理解につながったようです。また、「目でみることで町の変化のあとを見つけたり、雰囲気を肌で感じることができた」、「過去の歴史と現在の土地を照らし合わせることで松本の変遷を実感することができました」というように、『松本』の変化を"体感"できたようです。さらに、「これからも地域のことについて色々と学んでいきたい」、「また個人的にも歩いてみたいと思いました」という感想もみられました。
参加者の皆さんにとって、今回のエクスカーションが講義内容の理解の深化につながるとともに、新たな学びの「きっかけ」になればと思っています。
11/17の様子
11/18の様子
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