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2018/07/27
  • アウトキャンパス・スタディ事例

松本大学×道の駅「中条」×国土交通省 連携企画
-88(やまんば)プロジェクト2018年前期 その2 -

総合経営学科
教授 清水 聡子

アウトキャンパス・スタディによる現地調査

2018年6月18日(月)、総合経営学科で専門研究、卒業研究を受講する清水ゼミ3、4年生11名と清水の計12名は、長野市道の駅「中条」でアウトキャンパス・スタディを行いました。

道の駅「中条」の指定管理者であるアクティオ株式会社の植山貴司東日本営業部次長、道の駅「中条」下内光雄施設長、高橋さつき副施設長、営農責任者の藤本人寿副施設長、売店責任者の小林彩子リーダー、食品担当の坊農正樹さん、国土交通省関東地方整備局長野国道事務所計画課谷部哲男専門官、長野市商工観光部観光振興課西部産業振興事務所山本裕一所長と、松本大学×道の駅「中条」×国交省の連携企画「88プロジェクト」の今年度の活動について話し合いました。

道の駅「中条」の名物「おぶっこ」、「笹おやき」をご準備いただき、旬なフルーツのソフトクリーム、お土産に「西山大豆豆乳ドーナツ」を頂戴しました。また88プロジェクトファームで西山大豆の種まきを行い、6次産業化について検討しています。

総合経営学科清水ゼミ3年生、内田敦也さんに今回のアウトキャンパス・スタディについてまとめてもらいました。ご覧ください。


総合経営学科

清水ゼミ3年 内田 敦也

5月21日に行われたキックオフ・ミーティングの内容を踏まえた今回のアウトキャンパス・スタディでは、清水ゼミ3年生の提案した各案について、下内施設長、植山次長より、実行するにあたってどのように進めていくのか、製品化するにあたってどのように販売するかなど、より具体的かつ現実的なお話をいただきました。

鎌田栞さんの提案した笹クレープは試作品を用意していただいており、「西山大豆豆乳ドーナツ」と同じ素材を使ったクレープ生地に生クリームとりんごコンポートとジャムを挟み、笹の葉を巻く体験をし、生地、笹の葉をどのように巻くかを考えました。この笹クレープは11月3日に開催される「むしくらまつり」で販売することを検討しており、考案者の鎌田さんは、形状、価格、包装、キャッチコピーなどを考えていかなければいけない責任を感じ、不安もあるが、みんなで試行錯誤して成功させたいと述べました。

笹クレープを提案した清水ゼミ3年生鎌田栞さん

考案した笹クレープの試食および検討

今回の目玉は藤森龍平さんの提案するAR(拡張現実)を使った催事で、清水ゼミ4年生と藤森さんを中心とする清水ゼミ3年生が、昨年行われたスタンプラリーにARを盛り込む案やレストランのメニューや売店の商品をARで立体的に表示する案を発表しました。発表者の藤森さんはこの商品紹介に強い手ごたえを感じていました。

植山次長からは株式会社スターティアラボのCOCOAR2を利用した事例を紹介していただき、ARを使ってどのようなことができるのか、過去にどのようなことが行われたのか知ることができました。この話し合いを通してさらに具体性を高めたARの活用を発案することが私たちの課題です。

AR(拡張現実)のイメージを膨らませる清水ゼミ3年生藤森龍平さん

その後、西山大豆の種まきを行いました。88プロジェクトファームで4種類の西山大豆の種(黒豆、ナカセンナリ、あやみどり、くらかけ豆)をまきました。貴重な体験をさせていただいたとともに、西山大豆の成長、収穫がとても楽しみです。

88プロジェクトファームにて西山大豆の種まき

10月21日(日)に行われるスタンプラリーの場所を視察

今後の活動として、私たちはまずARを利用した催事について考えを詰めていかなければなりません。私たちの考えるARを使った企画が道の駅「中条」へお越しになる多くのお客様を楽しませることができるように努めていきたいです。

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