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キッズプログラミング教室、盛況のうちに終了
総合経営学科長
教授 室谷 心
7月14日15日の2日間にわたって松本大学で開催された、「まつもと広域ものづくりフェア」で情報の教員を目指す総合経営学部学生が、小学生を対象に「キッズプログミング教室」開催しました。
ものづくりフェアが会場を松本大学に移した2011年以降、子どもを対象とした情報技術の啓蒙教室を毎年開催してきましたが、近年の「プログラミング教育」に対する注目から最近は定員一杯の参加者が集まることが多くなりました。
今年も大好評で、2日間で70人近くの子どもたちが参加してくれました。午前と午後、それぞれ2教室で約10人ずつに分かれ、小学生向けのプログラミング環境として定評のあるscratch2.0を使い、学生が工夫を凝らして考えた教材で、まったくのゼロから一歩一歩プログラムを組んで行き、楽しいゲームを作るという教室でした。今年は初めての試みとして、CoderDojo との共同開催になり、CoderDojo のメンバーがメンターとして教室を手伝ってくださり、とても心強い味方でした。
参加してくれた子どもたちは、最後にはみんなが自分で作ったゲームを動かして楽しんでいました。最初は自分の考えた授業が成立するのかどうか不安だった教師役の学生達も、授業終了後プログラムを完成して喜ぶ子どもたちの笑顔に感激していました。
参加してくださったご家族の皆様、機会を与えてくださったものづくりフェア実行委員会の皆様に感謝いたします。
また、隣の部屋では、短期大学部矢野口ゼミの学生がscratchやraspberry piをセンサーや模型と繋いで動作させるphysical computing の展示体験コーナーを開いており、矢野口先生ご自身によるmicro:bit体験教室ともども、こちらも大好評でした。
展示コーナーでは、全身の動きを感知するKinectセンサーや手指センサーのLeapMotionを使ったScratchゲームプログラム作品の他、今年注目を集め始めたmicro:bitというシングルボードコンピュータを使ったゲーム作品やラジコン模型の試作品を出展しました。中でも、2台のmicro:bitを使って戦車のプラモデルをラジコン化した作品に小学生たちの注目が集まっていました。
ものづくりフェアではこのほかに、猛暑の体育館で、こちらも恒例の総合経営学部小林ゼミによる、ネットワーク経営シミュレーションも行われており、多くの子どもたちが参加していました。