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2018/06/29

教育学部の守教授、国際応用心理学会議で「共同目撃者の話し合いによる記憶の変容の異なる文化的背景の被験者での再現:10カ国による国際共同研究プロジェクト」発表

The Replication of the Discussion Effect on Memory Distortion Among Co-witness Pairs Across Different Cultures: An International Collaboration of Ten Countries

教育学部学校教育学科
教授 守 一雄

ここ数年ほど、コロンビアやポーランドなど9カ国の研究者と国際プロジェクトチームを作り、共同目撃者の記憶が話し合いによって歪められる現象が文化を超えて普遍的にみられるかどうかを確認する心理学的実験研究を行ってきています。

ちょうどワールドカップが開催されている時期ですが、同じように4年に一度開催される国際応用心理学会が今年はカナダのモントリオールで開催され、奇しくも、ワールドカップのポーランド戦と同じ時間にこの研究の成果をポスター発表しました。ロシアで戦う代表選手たちにエールを送るため、発表は代表のユニフォームを着て行いました。発表の途中で、ポーランドには負けたものの、決勝トーナメントには進めることがわかり、同じ会場にいた日本の研究者たちと喜びあいました。また、メキシコやドイツの研究者などと、研究成果だけでなくサッカーの話で盛り上がりました。

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