新着ニュース

2018/06/15

教育学部1年生に「レポートの書き方講座②」を実施、段階的な講義で学びを深める

教育学部授業紹介

教育学部学校教育学科
准教授 國府田 祐子

6月13日(水)、2限の基礎ゼミナールⅠの時間に、「レポートの書き方講座②」を行いました。今年度の二回目の実施で、対象は教育学部学校教育学科の1年生です。


この日は大きく二つのテーマについて学びました。

「1 口語を使わない」では、まず「口語に近い表現」と「レポートでよく使う表現」を比較しました。学生同士で改善点を話し合ってふさわしい表現に直し、板書で発表してもらいました。

「2 剽窃・盗用をせず自分自身の文章を書く」では、剽窃や盗用の禁止および、引用する場合のルールや「注」の書き方を学びました。別科目で出ている課題図書を用いて、自分の観点から引用の箇所を決めたり、引用から要約して一段落を構成したりする書き方を知りました。書いた文章を近くの席と交流し、最後に数人の文章をスクリーンに映し、全体で共有しました。

書籍(論文)のどこを引用するかを考えながら読むことは、文章をより深く読むことにつながります。難しい論文を読んで抽象的な文章を書くのではなく、いろいろな種類の文章を読んで具体的に記述する演習が、今後のレポート作成につながると考えます。

このページ先頭へ