特別講義「プロ野球チームにおける栄養士活動の実践」を実施しました

1月12日（土）、スポーツ健康学科と健康栄養学科の講義の一環として、「プロ野球チームヤクルトスワローズ」の管理栄養士・公認スポーツ栄養士の天方先生の特別講義が行われました。

天方先生は、現在、球団の栄養士としてご活躍しており、これまで16年間にわたりプロ野球選手の栄養管理、寮の食事管理に携わられてきました。講義では、自身がプロ野球選手に対して実施してきた業務とサポートを受けた選手に頂いた印象、どういった経緯でプロ野球チームの栄養士として携わることができ、どのようにステップアップしたのかなど、多くのテーマで講義をして頂きました。プロ選手の活躍の裏側にある取組姿勢が印象に残る講義で、活躍する選手や指導者は相応の努力をするのは当然であるが、同時に勝利至上主義によるプロの競技者・指導者が苦悩している部分を改めて垣間見えたように思います。
日常ではあまり耳にできないような話題ということもあり、学生も集中して講義を受講していました。

スポーツ健康学科は多くの運動部学生がおり、本講義で聞いた選手や指導者の取組姿勢には感じることが多くあったのではないかと思います。プロスポーツとは異なりますが、取組姿勢から多くを学び、部活動だけでなく、卒業後は地域で活躍する人材（指導者）に育ってくれることを期待しています。