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2017/10/17
  • 教育研究情報

留学報告「カナダでの想いで」

国際交流センター


2015年度に本学の健康栄養学科を卒業された太田成美さんが、このほど1年2か月のカナダでの留学を終えて帰国されました。
つきましては、太田さんから後輩である松本大学の学生の参考にと、留学についてのお話をいただきましたのでご紹介いたします。


留学のきっかけ

学生時代から異国に興味がありました。本当は英語の語学力を伸ばして、もっと国際的な勉強や仕事をしたいとも思っていましたが、私自身英語への苦手意識が非常に高く、そのような取り組みは、諦めていました。また、将来のことも考えると、苦手なことを頑張って取り組むよりも、得意なことを伸ばしていこうという考えが当時は強く、大学進学も悩んだすえ、食について学ぶ ことへの関心も強かったため、資格取得を目指して人間健康栄養学科を専攻しました。
しかし在学中も、世界に目をむけた取り組みや学びをしたい気持ちがやはりありました。日本の文化だけでなく、異国の文化に触れたい気持ちが以前より強くなりました。就職活動が本格的に始動し始めたことと同時に、私の留学への決意も明確になりました。カナダを選択した理由はいくつかありますが、大きく分けると3つです。1つ目は、英語圏であるということです。カナダの英語は、日本人にとって聞き取りやすいと言われています。2つ目は、ワーキングホリデービザ取得が可能であるということです。海外で生活をするにあたり、金銭面で、海外に行ってからも働くことのできるビザが必要でした。3つ目は、治安の良さです。
私は留学を決意してからは、準備に、情報収集にと、多くの方のご協力を得て、ついにカナダへ行くことができました。

ホームスティを経験

現地での初めての宿泊先はホームスティをしようと決めていました。理由は、現地の情報や土地勘は全くなく不安であったことと、現地の方の生活に触れたかったからです。韓国人のルームメイトが一人いました。三ヶ月間ホームスティをしていましたが、私にとって最高に恵まれた環境でした。その期間は現地の語学学校へも通っていて、そこで多くのインターナショナルな友達がたくさんできました。学校では、文法、ライティング、リーディング、スピーキング、リスニングと全般的に学びました。また、大学進学コースなどもあり、友達のなかには現地進学を目指す人もたくさんいて、英語学習を進めるうえで、私にとってとても刺激的な存在でした。

ホームスティ先の食事
お肉とポテトが主でした。デザートも作ってくれました。写真はレモンケーキです(とっても甘いです)。
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ハリファックスの観光地
左がペギースコープ、右がルーネンバーグです。ここは映画ハナミズキの撮影地です。
ルーネンバーグは世界無形文化遺産で、とっても綺麗で素敵な街でした。
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ナショナルパーク in ハリファックス
ハリファックスで有名なナショナルパークでは、ハイキングやカヌーができます。
今年(2017年)は、カナダが150周年ということで、カナダ内全てのナショナルパークは無料 で入場できました。すごく景色の良いところでした。カナダは本当に自然の多い国です。
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現地だから学べたこと

実際に現地で過ごした時間は、全てが学びでした。会話がたとえぎこちない話し方だったとしても、私の言いたいこと、言おうとしていることに、耳を傾け聞こうとしてくれた姿勢がとってもうれしかったです。私も挑戦することを恐れず、向上心を持ち続けることができたと思います。自ら進んで取り組み、発信をしていけば、必ず何かが変わり、助けてくれる方がいました。
留学や、海外へ行くことを考えている方がいましたら、ぜひ自分の足で訪れ、いろんな景色をみて、肌で感じてほしいと思っています。実際に行ってみなければわからないことばかりです。そして、素敵な出会いが多くあると確信しています。国境を越え、多くの人々とコミュニケーションがとれる国際的な社会を目指していきたいです。

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