教員免許状更新講習「主体的な学びを育む小学校社会科授業づくり」を実施

教員免許状更新講習の講座「主体的な学びを育む小学校社会科授業づくり」には、県内外から多くの受講者の参加がありました。
子供を主体的な学びへと向かわせるための発問づくりを中心に、講習を展開していきました。
原因と結果の因果関係を問うことの大切さの確認や、「見学ありき」ではなく子供に目的意識を持たせる社会科見学の在り方などを講習の中心としました。

講義のほか、体験的な学びを実現するために、地域社会に訪問して学びを深めました。
午前は長野地方裁判所松本支部での法廷見学、午後は明治の頃に建設された旧裁判所庁舎を見学し、これら見学を生かした中心発問作りをグループワークで行いました。
平成30年度より実施される新学習指導要領において「国会・内閣・裁判所と国民との関わり」を独立させた内容として改訂が行われることも併せ、本講習が受講者の今後の社会科指導に役立つことを心より願っております。