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松本市立清水中学校で、学生が「松本警察署のスマホキャラバン」特別授業の講師として参加

観光ホスピタリティ学科准教授
眞次 宏典

2018年3月12日、松本市立清水中学校で松本警察署のスマホキャラバンによる特別授業が行われ、本学総合経営学部観光ホスピタリティ学科4年の新井諒君が講師として参加しました。

このスマホキャラバンのプロジェクトは、松本警察署が松本大学と松商学園高校と協力して結成したものです。そこではインターネット時代の安全なネット利用法を中学生に伝えることが目的とされています。今回の授業は、松本市では初めての開催です。


まず、松商学園高等学校ビジネス情報技術(BIT)部が安全なスマートフォンの使い方について報告しました。これは卒業を控えた中学3年生約120人に対して、便利なスマートフォンには危険性も伴うことを注意喚起し、安全な利用を呼びかける内容です。
観光ホスピタリティ学科4年の新井君は、高校生の報告を踏まえて、『危ない!?スマートフォン』というタイトルで、スマホ依存症とデジタルタトゥー(一度ネットに書き込まれた情報が消滅しないで残ってしまう現象)を素材としてとりあげました。スマホ依存症についてはスマホをいじりながら自転車運転して死亡事故を起こした若者の事例などを、デジタルタトゥーについてはSNSにアップロードした写真に個人特定につながる情報が含まれていることなどを解説しました。
いずれもスマホ利用に伴う大きな危険性を中学生に伝えながら、生活に必要なツールとしてのスマホの安全な利用法について伝える内容でした。

松本大学では、松商学園高等学校と高大連携して地域ボランティア活動を行っています。今回のスマホキャラバンは、長野県警察や松本警察署、松本市立清水中学校と連携した地域の生活安全への取り組みです。今後もこのような取り組みについて報告していきます。

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