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2016/11/14
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科・兼村ゼミで地域企業(2社)を訪問調査 ~(株)シナノ、日本ハルコン(株)【佐久市】~

写真1 柳澤社長(左)からお話を伺う

写真2 (株)シナノの製品をもって記念撮影

写真3 岡本社長(中央)からお話を伺う

写真4 日本ハルコン(株)での記念撮影

総合経営学部総合経営学科
教授 兼村 智也

私のゼミでは学生それぞれが経営学にかかる研究テーマを決め、そのテーマに即した県内企業を実際に訪問させていただく取り組みを行っています。企業現場を通じて一層理解を深めるとともに、学校では学べない現実を知ることで自身の問題意識の解決に役立てるためです。

今回は11月8日(火)、(株)シナノ、日本ハルコン(株)(ともに佐久市)の2社を訪問させていただきました。両社は、もともとスキー関連商品を取り扱っていましたが同市場の縮小とともに、前者はスキーポールから歩行杖やトレッキングポール、後者はゲレンデのゲートからオフィスビルのセキュリティ・ゲートといった別の市場に進出を果たし、成功を収めている企業です。

これらは「多角化戦略」とか、「市場開拓戦略」と呼ばれる「経営戦略」にあたりますが、こうした取り組みがなぜ可能になったのか、また突き当たった困難は何か、それをどうやって乗り越えていったのかについて、同研究テーマを取り上げる総合経営学科4年生の島田君らから色々と質問させていただきました。

訪問の際にはご多忙のなか、(株)シナノの柳澤光宏社長様(写真1・2)、日本ハルコン(株)の岡本源生社長様(写真3・4)から大変懇切丁寧なご対応いただきました。これからいただいたお話をもとに卒業論文の作成にあたりますが、学生たちにとっても大変貴重な機会となったものと思います。こうした「活きた教材」に触れる機会を通じて学生が企業経営について、また地域企業への興味や理解を深めることを期待するばかりです。
ご協力いただきました(株)シナノ様、日本ハルコン(株)様にはこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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