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松本大学×道の駅「中条」×国土交通省 連携企画 -88(やまんば)プロジェクト2016年前期 その2 -

総合経営学部 学部長 増尾均
総合経営学科 学科長 矢﨑久
総合経営学科 教授 清水聡子

2016年6月25日 道の駅「中条」でのアウトキャンパス・スタディ

総合経営学部学生14名、教員3名(増尾均総合経営学部長、矢﨑久総合経営学科長、清水)、計17名で、道の駅「中条」でアウトキャンパス・スタディを行いました。

今回のアウトキャンパス・スタディでは、中条村最後の村長の久保田元夫様に「むしくらまつり」への思いを伺いました。2010年1月1日、長野市と信州新町と中条村が合併し、中条村は長野市中条となりました。「むしくらまつり」で旧中条村の一体感と中条地域への愛着を感じてもらいたいという久保田元村長の切実な思いを学生は肌で感じました。

次に新商品の打ち合わせ、今後の進め方について話し合いました。11月3日の「むしくらまつり」の連携・協力に向けて、道の駅「中条」の施設内とイベント広場を見学し、学生は「むしくらまつり」のイメージを膨らませました。おまつりは地域のアイデンティティ(存在証明)であると考えられます。2016年の「むしくらまつり」は第10回目となり、節目の年となります。地域の皆様とともに楽しむことができればと思います。

お昼は西山産淡竹の筍ご飯、筍煮物、筍汁、中条地区のきゅうり漬け、中条ファームの大豆揚げ、ドライ納豆、真田兄弟が今生の別れの時、お櫃の冷や飯を握り弟幸村に持たせたと伝わる「こねつけ」等、地域の旬の食材を沢山頂きました。美味しかったのは言うまでもありません。

2015年、道の駅「中条」は地区内の遊休農地を活用した「道の駅中条ファーム」を開設しました。その中条ファームにおいて、梅雨の晴れ間となった午後に、営農責任者の藤本人寿道の駅中条副施設長にお教えいただきながら、西山大豆の種まき体験を行いました。アイデアの種を撒いている学生が、道の駅中条ファームで実際に種まきをしました。むしくらまつり前に自分で撒いた種を収穫し、収穫した西山大豆から松大生として何ができるか、想像(創造)の翼を広げていくことでしょう。

道の駅「中条」の皆様には大変貴重な体験をさせて頂きました。心より感謝申し上げます。「久保田元村長のお話をこれからに生かしていきたい」、「実際に見学したことを今後の準備につなげていきたい」と学生の心に響く、非常に学習効果の高いアウトキャンパス・スタディとなりました。2016年度も88プロジェクトの活動、応援よろしくお願い致します。
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