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2015/11/16
- イベント情報
「たばこの有害性と喫煙対策」と「食品衛生管理・HACCP」に関するオープン講義(聴講自由)のご案内
人間健康学部 健康栄養学科 杉山 英男
人間健康学部の健康栄養学科ならびにスポーツ健康学科の学生が履修している科目「衛生管理学」におきまして、自由聴講が可能なオープン講義を開催します。
今回は、衛生管理領域において今日的な重要課題である"喫煙対策"と"食品衛生"に視点をあて、この分野の専門家である外来講師(2名)に講義をお願いいたしました。
日程と講義概要は次のとおりです。
また、このページ下部にご案内用のポスター(PDF)を設置しておりますので、そちらもご確認ください。
両講義ともに、事前のお申込は不要です。
お気軽にご参加ください。
講義名:「たばこの有害性・健康影響とWHO等の喫煙対策活動」
日時:12月8日(火)5時限(16:50~18:20)
場所:松本大学5号館524教室
講師:稲葉 洋平 先生(国立保健医療科学院生活環境研究部 主任研究官)稲葉先生は、現在、たばこに含まれる有害物質の分析に従事し、これまで得られていない先駆的なデータを公表しています。また、WHOたばこ研究室ネットワークのメンバーとして、その有害性と喫煙対策に関する国際的な活動を展開しています。この分野、気鋭の研究者です。
たばこ中の有害物質について、自らのグループによるデータをもとに、その分析法や評価法、国内外データとの比較検討ならびにその有害性と健康への影響を紹介いただきます。さらに、WHOネットワークの一員として国外の喫煙事情や喫煙対策活動等について平易に説明していただく予定です。講義名:「食品衛生とHACCPシステム」
日時:12月22日(火)5時限(16:50~18:20)
場所:松本大学5号館524教室
講師:山本 茂貴 先生(東海大学海洋学部食品科学専攻 教授)山本先生は、国立感染症研究所ならびに国立医薬品食品衛生研究所の食品衛生管理部門の部長を経た後、現在の大学に在籍します。日本食品微生物学会理事長や厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会委員、食品製造におけるHACCP導入推進検討会座長等を担当し、国内外の食品衛生事情に精通しています。
食品安全の在り方や予防に関して、食品関連事故、食中毒、食品衛生行政等について事例をもとに解説いただきます。さらに、その実態把握に困難さが伴う高度食品衛生管理手法であるHACCP(危害要因分析重要管理点)システムについて説明していただく予定です。