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2015/09/15
  • イベント情報

総合経営学科学生がインターネット防犯講和を三郷小学校で実施

総合経営学部総合経営学科 4年 林 大輔


9月5日インターネット防犯講和を三郷小学校で行いました。
学校への防犯講和は今まで長野県警が行ってきましたが、今回初めてサイバーボランティアが主体となり実施しました。

私は長野県警察サイバーボランティアに平成25年度から参加していますが、今年の6月の委嘱式の際に「広報活動があるから参加してみないか」と誘われ、教職を志望していることもあったので挑戦することにしました。

7月に小学校からの防犯講和依頼の連絡をいただき、警察の方との打ち合わせを経て、講和の実施となりました。
自分で作ったプレゼンの資料では、架空請求や個人情報の流出などの危険性や、悪口や犯罪予告をするなどの間違った使い方の例をあげました。小学生にも分かりやすい表現を選んだり、イラストを用いたり、クイズ形式にしたりなど、工夫をしました。
当日は、同じゼミの奥村茉奈美さんにも協力をしてもらいました。
架空請求への対応の問題のクイズでは、"本当かどうか相手に連絡して確かめる"と答えた児童が多く、しっかり教育をしないと危険に巻き込まれてしまうと感じました。自分だけで判断せず、保護者や先生方に相談することを呼びかけました。
インターネットを使ったことのある児童がほとんどで、半数が携帯電話を持っているようなので、身近な話として聞いてもらえたと思います。
保護者に向けてはフィルタリングについて説明し、利用を促しました。うなずきながら、興味深く聞いて下さっていたように感じます。

講和終了後、三郷小学校の先生方から「ゲーム内での知らない人とのメッセージのやりとりや、そこから相手に会う可能性は?」などの質問をいただききました。先生方も子どもたちの実態がわからず、何をどのように指導すれば良いか模索している様子でした。

インターネットに繋がる機器が増え、いつでもどこでも利用できる一方、情報モラルに関する知識が不足しているように思います。
子どもたちが自分の身を自分で守ることのできるよう、情報モラル教育を充実していく必要があると感じました。
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