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2015/07/02
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科の「葛西ゼミ」と「ミクロ経済学(成耆政担当)」受講生で「歴史のあるトヨタ自動車元町工場」のアウトキャンパス・スタディ実施

総合経営学部総合経営学科
教授 葛西和廣
教授 成 耆政


6月29日(月)、総合経営学科の「葛西ゼミ」と「ミクロ経済学(成耆政担当)」の受講生でアウトキャンパス・スタディを実施しました。

今回のアウトキャンパス・スタディでは、トヨタ自動車が愛知県内に有している 12 工場の中で、本社工場に次ぐ 2 番目の工場 として1959 年 8 月に操業を開始した元町工場を見学しました。現在は、高級車であるクラウン・マークXを はじめ、ミニバンのエスティマ、LFAを生産しています。
見学した工程では、車体が完成した後、車のドアを取り外し、取り外したドアは座席、ダッシュボードなど内装材を入れる段階が終わるまでベルトの上側にぶら下がって移動します。
内装材の組み立てが終われば、車のドアがまた組み立てられます。
これはドアがないために作業能率が高く、車体が傷つく可能性も減るからです。
生産ラインは、混流生産を通じて 需要に合わせた生産システムを備えており、弾力的な車両生産が可能となっています(Doorless System)。

学生らは、組立ラインを見学しながら、ガイドの説明に真剣に耳を傾けていました。
トヨタ生産システムの説明では、大学の講義で学んだ「ジャストインタイム(Just in Time)」や「自働化」について、生産現場で確認することで理解を深めることができました。
学生らは、「効率的で、一切無駄のないシステムだ」「従業員に優しいシステムだ」「停電したらどうなるの?」「すごい!すごい!」と感想を漏らしていました。
トヨタ自動車は創業以来、「自動車を通じて豊かな会社づくりに貢献する」ことを基本理念として事業を営んでいます。
次に移動した「トヨタ会館」では、環境、安全、品質、企業の社会的責任などのコーナーを見学しました。
また、「未来のクルマはどんなクルマ?」「というコーナーでは、「環境に優しいクルマ」「事故を起こさないクルマ」などの説明を聞きました。
そして、「i-unit」の試乗体験も行いました。
特に、ショールームではレクサスやトヨタの最新モデルの車が展示されていて、自由に試乗でき、学生らは大変興奮していました。「ほしい」を連発しながら試乗し、クルマの仕様を確認していました。

名残惜しさを感じながら、帰路についたバスの中で、学生らは「自分なりの参加目的は十分に達成した」「大変楽しいアウトキャンパス・スタディだった」「是非、また行きたい」「トヨタ自動車について多くのことを知ることができた」「大変有意義なアウトキャンパス・スタディだった」「とにかく楽しかった」など感想を述べていました。
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