新着ニュース

2015/03/09
  • アウトキャンパス・スタディ事例

総合経営学科アウトキャンパススタディ「安曇野ワイナリー」を見学

総合経営学部 総合経営学科 准教授 清水聡子


総合経営学科でマーケティングを学ぶ清水ゼミは、2月3日、「安曇野ワイナリー」を見学しました。
経営破綻した「安曇野ワイン」の敷地を引き継ぎ、「安曇野ワイナリー」として再生させた樫山工業。
樫山工業は国産第1号のスノーマシンを開発した企業であり、真空ポンプの製造販売をしています。
異業種参入による地域再生の物語を安曇野ワイナリー株式会社取締役総支配人の小林龍義様により伺うことができました。

安曇野の気候・風土の中で高品質なブドウを栽培し、そのブドウからワインを醸造する仕組み、顔の見えるワインづくりが行われています。
生産者(農家)も消費者も地域住民もワイナリーもみんながウィン・ウィン(win・win)の関係を築くことができる大きな可能性を秘めた幸せな事業。
10年、50年、100年先まで見据えた世界を垣間見ることができました。

安曇野ワイナリーの目の前にはブドウ畑が広がり、北アルプスを望むことができます。
安曇野という大地のポテンシャル(潜在能力)を感じる場所です。

ワインセラーの中は「天使の分け前」によって芳醇な香りに満ちています。雑みのないすっきりした味わいのワイン、紅玉の果汁、できたての飲むヨーグルトを試飲させていただきました。美味しかったことは言うまでもありません。

安曇野ワイナリー株式会社の「シャトー安曇野メルロー2012」は日本の国産ワインコンクール2014(JAPAN WINE COMPETITION2014)で金賞を受賞しました。おめでとうございます。
地域を学び、地域を楽しむ。貴重な体験学習となりました。心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。


※安曇野ワイナリーHP「安曇野ワイナリーの歩みを追う」参照

※天使の分け前(Angel's share)
熟成中に水分・アルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りすることを天使の分け前(Angel's share)といいます。
このページ先頭へ