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2014/07/18
  • アウトキャンパス・スタディ事例

兼村ゼミ3年、三全精工(株)を訪問

写真1

写真2

総合経営学部総合経営学科 教授 兼村 智也


地域の優良企業について学習する兼村ゼミでは7月17日(木)、三全精工(株)(塩尻市)をご訪問させていただきました。
同社は昭和32年に設立、以来、この地で部品加工業を営む従業員数130名の地域企業です。
古くはモータやプリンタに始まり、そして近年では、カーオディオやカーナビ、そしてカメラの部品を手掛けています(写真1)。

一方、これら完成品の生産の多くが海外に移転したため、同社も2005年にタイに進出、現地でも部品生産を行っています。
そのタイの工場ですが、従業員数では280名と既に日本を上回り、売上はまだ日本に及ばないものの急速な勢いで伸びており、これも近々に日本を追い越す見通しというお話でした。
信州には身近な地域企業でもグローバルに活動している企業が少なくありませんが、成長するアジアに工場を持つことで、日本ではない新規取引先との取引につながっていること、また海外で生み出した利益を国内に送金することで、国内の新規事業につなげていることなどについて宇治社長様からお話を伺い、またゼミ学生からも質問をさせていただき(写真2)、学生も認識を新たにしたようでした。

学生たちがこうした貴重な機会を得られるのも地域企業の皆様のご協力があってのことです。
最後になりましたが、今回ご協力いただきました宇治正皓社長様ならびに三全精工㈱の皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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