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2014/07/01
- アウトキャンパス・スタディ事例
"健康な街づくりを松本市役所とともに"~「さわやか空気思いやりエリア」の周知・啓発活動への参加~
人間健康学部スポーツ健康学科 専任講師 大窄 貴史
松本駅お城口の「さわやか空気思いやりエリア(喫煙禁止区域)」の周知・啓発活動を2014年4月25日と5月30日の両日で実施しました。
2013年12月1日より松本駅お城口エリアが「さわやか空気思いやりエリア(喫煙禁止区域)」となり、松本駅を利用する人が、タバコの煙を吸わされない(受動喫煙)エリアとなりました。
そのエリア周知・啓発活動を松本市が行うとのことで、お手伝いを行いました。
参加学生は、大窄ゼミ3年生、学校保健学受及び保健体育科指導法基礎Ⅱ受講者有志です。
早朝からの活動にも係わらず、松本市職員、JR松本駅駅員、松本大学学生等と多くのメンバーが、松本駅お城口に集合しました。
周知・啓発活動は、「さわやか空気おもいやりエリア」をPRするための資料とポケットティッシュを松本駅利用者の方々に手渡しする方法で行いました。
最初は、とまどいもあった学生も、少しずつ慣れてくると「おはようございます、ご協力お願いします。」等の声もかけながら、積極的に活動に参加する姿が見られました。
タバコの煙の中には、アンモニア、一酸化炭素、タール、ニコチン等の有害物質が、多数含まれています。
松本市のきれいな空気を維持するため、松本市を訪れる方々の健康の保持増進のためにも大切な活動であると思います。
これらの活動を通して、健康の大切さ、健康な地域づくりへの貢献を経験できたと思います。
最後に、上記活動に参加した学生の感想をまとめておきます。
当初、不安がいっぱいでしたが、周知・啓発活動を実施していくうちに、啓発資料等を受け取ってくれる人が多く、大変やりやすかったです。また、普段関わりのない松本市職員、JR駅員の方々とも一緒に活動できて、良い体験ができました。
周知・啓発活動を通して、多くの方に少しでもタバコの健康被害について、興味・関心を持ってもらえればと思い参加しました。
最初、ポケットティッシュの配布だけでは周知できない、と感じていました。いざ活動を行い、受け取った人を見てみると、一様にポケットティッシュに記載してある「さやわか空気おもいやりエリア」の記事に目を通していました。
地道な活動でしたが、社会貢献をできたと感じました。
活動の最初は、なかなか資料等を受けとってもらえませんでした。だんだん慣れてきて、受け取ってくれる人も多くなり、あいさつも返してくれる人が増えてきたと感じました。この活動を通して、喫煙者も喫煙しない人も、喫煙の健康被害について考えるきっかけにして欲しいと感じました。また、私自身もタバコの健康被害について、更に学んでいきたいと思いました。
これらの活動をもっと行う必要があると思った。特に、世界禁煙デー(WHOは5月31日、松本市は5月30日)だけではなく、数日間かけ、もしくは定期的に行う必要性を強く感じました。