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2014/04/16
  • 教育研究情報

「食品衛生学実験」 vol.1 ~始動~

人間健康学科 教授 髙木 勝広

先週、実験ガイダンスを行い、4月14日(火曜日)より、「食品衛生学実験」(健康栄養学科2年生)が始まりました。
今回は、「空中落下菌の測定と手指の衛生検査」です。

空気中には多くの微生物が浮遊しています。それらは直接または間接的に食品に付着して、しばしば食品の腐敗・変敗の原因となっており、食品の微生物の汚染源の一つとして重要視されています。
今回の実験では、普段学生たちが使用している食堂や教室の衛生状態を実験で調べてみました。

そしてもう一つ、手の細菌汚染状態を調べる実験を行いました。手は、食品との接触が多いため、予想外に細菌汚染を受けていると言われています。
実際に手の洗浄・消毒が不十分で、それらの二次汚染によって引き起こされる食中毒の発生も多々見受けられます。
そこで今回は、管理栄養士の卵である学生たち自身の手をサンプルにし、その細菌汚染状態を調べ、細菌汚染の現実を知ってもらうこと、そして、手洗い、消毒をすることの重要性を、この実験から学び取ってもらいたいと思っています。
結果は、次回に続きます。
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