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2014/03/03
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「長野県の総合型地域スポーツクラブと大学との協働」開催
人間健康学部スポーツ健康学科長 吉田勝光
文部科学省の地(知)の拠点整備(COC)事業の取り組みの一環として、2月14日に本学515講義室において、県内外の大学関係者から、総合型地域スポーツクラブ(以下、「総合型クラブ」)と大学との協働の実状の報告を受けると共に、今後の協働の在り方について、議論を深め、さらに三者連携協定(本学、長野県総合型クラブ連絡協議会、長野県体育センター)に基づく活動を盛り上げていくことを目的として開催しました。
まず、コーディネータを務めた吉田から「民間・大学・行政機関の三者連携協定後の展開」と題して報告させていただきました。講演は、西原康行氏(新潟医療福祉大学)にお願いし、所属大学が最近設立した総合型地域スポーツクラブの現状を踏まえつつ「総合型地域SCと大学との協働」についてお話しいただいた。葛城明美氏(富士見町地域SC)からは、本学との関わりの経緯とともに「富士見町地域SCと大学との連携」を総合型地域SCの立場からご報告いただいた。
本学からは、富士見町地域SCに関っている田邉愛子氏(松本大学人間健康学部講師)により、「大学・指導教員の立場から」と題して実践報告があり、また、田邉研究室のゼミ生(中村悠陽君、北村桃香さん)により、実際に直接健康運動指導等に係る学生の立場からの報告がありました。
質疑・討論は、大雪のため、終了時刻の関係から多くの時間を割けませんでした。しかし、多数の手が上がり、かつ質問内容も建設的意見や大学側への要望等、中身のあるものでした。参加者からは、大学がどのように総合型クラブに関わることができるかがよくわかったセミナーだった、との声をいただきました。
当初予定していた、「『チャレンジゆうAchi』と龍谷大学との連携」(園原健志氏:チャレンジゆうAchi)が演者の急遽のご都合で中止となり、非常に残念でした。次回以降に是非とも機会を持ちたいと思います。
先週の大雪に引き続き、雪の降りしきる中、県内遠方からの参加者も交え、終了時刻が延びないように、慌ただしい中にも、意義あるセミナーになりました。