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2013/09/05
  • クラブ&サークル活動

第9回全日本学生ラート競技選手権大会、主幹校開催報告

創部3年目の本学ラート競技部が、第9回全日本学生ラート競技選手権大会開催の主幹校を任されることとなりました。
予定していた当番校の都合で、急きょバトンを渡された大抜擢でありました。

ドイツ語で「輪」の意味を持つ「ラート」は勿論ドイツ発生のスポーツ、2連の輪でできた器具を使い様々な運動を組みあわせて競技する、目に新しいスポーツです。競技人口が全国で300人強と言われており、日本に於いていまだ創世記にあるスポーツと言って良いでしょう。演技そのものは個人種目であるが、補助者、見守り要因が欠かせないチームスポーツです。

松本大学ラート競技部には、現在15名の部員が所属しています。
入部当初は、全員がラートを聞くのも見るのも初めて、高校までのスポーツ体験は「バレーボール・陸上競技・テニス・ソフトボール・器械体操」と様々ですが、月1回指導いただいている森更紗コーチ(外部コーチ)のクリエイティブで華麗な演技に一つでも近づこうと日々練習を積んできました。
全身を使い重心移動だけで空間に動きの構成をしていく緊張感ある楽しさが、彼らを虜にしています。

そんな中開催した「第9回全日本学生ラート競技選手権大会」。参加7大学中、最多の団体4チームを編成し、全チームが10位以内に入るという大検討を成し遂げました。
特筆すべきは、ミスにめげず、規定の演技を最後までやり通した入部3カ月の短大生選手。会場からの声援と温かな拍手は彼女の胸にどう響いただろうか。今年7月、世界選手権大会でチャンピオンに輝いたOB審判員からも、「自身が大学1年の時、初めて出場した試合のことを思い出した。」とコメントをいただきました。

もう一点、大会運営を任された実行委員15名が、多くの葛藤・不安・緊張を乗り超えながら全員力で大会を成功裏に終わらせることができたことです。1年生から4年生部員までそれぞれの立場で経験を振り返り、伝えあった最終ミーティングでは、一人ひとり成長の兆しを感じることができました。

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