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2013/09/26
  • アウトキャンパス・スタディ事例

篠原ゼミ1年生、東京・千葉方面でアウトキャンパスを実施

国際子ども図書館玄関前で

活字を選ぶ

印刷する

ディズニーシーにて

松商短期大学部教授 篠原 由美子


篠原ゼミの1年生は,9月11・12日,東京・千葉方面でアウトキャンパスを実施しました。
篠原ゼミは,「よむ・書く・伝える」をテーマに活動しています。後期から始まる図書館司書科目を受講する人も多いことから,1日目は国際子ども図書館と印刷博物館,2日目はお楽しみも兼ねてディズニーシーに行きました。

国際子ども図書館は,2000年に開館した児童書専門の国立図書館です。建物は上野公園の中にあり,明治時代に建てられた帝国図書館に新たな部分を加えた建築物になっています。子どもの本の部屋では,読み継がれた本を集めてある書架があり,学生たちは「懐かしい」といいながら本を開いていました。

印刷博物館では,印刷の歴史を解説していただき,さらに活版印刷の体験をしました。活字を拾う作業がいかに大変か,また組版にするにはどんな配慮が必要か,体験を通して学ぶことができました。学生の一人は次のような感想を書いています。
「文章自体は短いものだったのですが,金属板を落とさないように気をつけたり,爪で傷つけないようにしたりするのは,思った以上に緊張する作業となりました。無事に完成したときはとても嬉しく,ただの文字の羅列が,とても大切な物に見えました」

翌日は,ディズニーシーで楽しみました。今回は,あらかじめディズニーに関連した本を1人1冊以上読んでからの入園です。ディズニーリゾート初体験という人はいませんでしたが,今までよりも気づくことが多くあったのではないかと思います。

2日間のアウトキャンパスは,このプログラムに賛同した川島ゼミ有志の参加もあって,和気あいあいと過ごすことができました。ゼミメンバーが決まったのは6月ですが,実質的な活動は夏休みからが始まりです。ゼミとしてよい出発ができました。
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