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2013/09/18

「アスリートおにぎり」を開発

大学院健康科学研究科の呉泰雄研究室(スポーツ栄養)が、NPO法人ジョイフル(信州スカイパーク松本平広域公園陸上競技場内併設「喫茶CAFE JOYFUL(カフェジョイフル)」経営)、信州スカイパーク指定管理者TOYBOXと、「アスリートのためのおにぎり」を共同開発し、8月26日に記者発表をしました。これは、大中規模の陸上競技大会が開催される信州スカイパーク陸上競技場で、アスリートにより良いパフォーマンスをしてもらうために、スポーツ栄養学に基づき「食の栄養面」でサポートすることを目的としたものです。呉准教授とともに大学院生上条治子さんと山田昌さんが携わりました。
 きっかけは、信州スカイパーク松本平広域公園を管理する会社から、本学スポーツ健康学科に喫茶ジョイフルの目玉商品(陸上競技場という場所の特徴を生かした商品)開発の相談を持ちかけられたことでした。スポーツ栄養学専門の呉准教授へ依頼され、陸上競技部の学生諸君と同部白澤顧問の協力が得られました。「おにぎり」となったのは、彼らの貴重なアドバイスを参考にしたからです。
 おにぎりは、「うめひじきおにぎり」「肉巻きおにぎり」「枝豆チーズおにぎり」がセットになっています。
 「うめひじきおにぎり」は、塩分・鉄を含むとともに、梅の塩味が食欲をそそる味になっていて、汗で失った塩分補給と貧血予防なります。ビタミンB1が豊富な「肉巻きおにぎり」は疲労回復の効果が期待できます。また、「枝豆チーズおにぎり」では食物タンパク質・カルシウム・ミネラルなどが取れます。このように、アスリートに摂って欲しい栄養がバランス良く入っていることが最大の特徴で、ぜひアスリート達に食べてもらいたいと思います。
 このおにぎりは、競技場で大きな大会などが開催される際など、不定期ですが、喫茶CAFE JOYFUL(カフェジョイフル)で販売しており、店頭に並べばほぼ完売するほど好評です。機会がありましたらぜひ皆さまもご賞味ください。
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