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2013/03/19
- イベント情報
「全国まちづくりカレッジ2013in松本」開催【地域づくり考房『ゆめ』】
学生と地域(商店街・市町村・NPO等)が協働したまちづくり活動に携わる日本各地の学生や大学関係者及び市民が互いに交流を図り、日頃の活動の学習や実践に結びつけることを目的に「全国まちづくりカレッジ2013in松本」が、3月1日・2日に開催されました。今回で15回目となるこの大会には、全国12大学150人の学生・教職員が集い交流を深めました。
1日目は松本市大手公民館を主会場に、松本の市街地を歩き、国宝の松本城を中心に顕在している様々な文化を味わい、より良いまちづくりの魅力や課題、ふしぎを発見しようと、中央・城北地区、中町・高砂・縄手通り商店街の5コースを10チームに分かれてまわりました。その後、地域から出された課題の解決に向けたワークショップを行いました。その間、チームで自由に購入した具材を使った「おやきづくり」に挑戦。牛すじ煮込み・キムチ・ツナ・味噌わさび・くだもの・野菜・きのこ・いなごの佃煮・チ―かま・菓子・栗羊羹・かりんとうなどと具材は様々。学生の発想の豊かさに、今後の地域づくりへの可能性を感じました。
2日目は、松本大学に会場を移し「プレゼンテーションマラソン」を行い、9大学の有志チームが趣向を凝らし日頃の活動を紹介し合いました。参加者全員が審査員となり投票し、良かった点をコメントとして張り出しました。最優秀賞は、沖縄大学&沖縄国際大学で作る「学生+(プラス)」チームに決まり、住吉廣行本学学長より賞状と図書券が贈られ、総評をいただきました。
本会開催にあたりまち歩きでは、これまでに地域活動で本学と関わりのある地域の方にご協力いただき、事前の打ち合わせ会でその地域の課題や若者・県外者に期待することを伺いました。コース担当学生とともに事前にまち歩きを行って散策ルート決め、当日のまち歩きや報告交流会にもご参加いただきました。松本観光コンベンション協会には全般的に、NPO法人アルプス善意通訳協会「AISA」の皆さんには松本城案内でご協力いただきました。食文化交流では、本学矢内和博専任講師が共同研究を進めている「中信地区六次産業推進協議会」からそば材料の提供や、中野和朗本学初代学長、「信州松本そば打ち美(み)蕎(そ)楽(ら)交流会」の方々、矢内専任講師によるそば打ち、「おふくろ工房・松本の味」による信州の食材提供と多くの方々のご協力をいただきました。
他大学学生は、「短時間だったが、自分の地域活動はどうだろうという比較の中で課題を発見することができました。また、おやきづくりなど楽しい体験を通して中身の濃い充実した時間を過ごすことが出来ました。」と語っています。
3ヶ月という短期間で学生同士が互いに協力し合い大会を進めることができました。運営を通して、学生は「責任感」「自発性・主体性」「協同」「コミュニケーション能力」「働きかけ力」「実行力」「計画力」「発信力」「柔軟性」「課題解決能力」といった、社会的な面での成長や視野を広げることができた大会であったと思います。
本稿は、福島 明美専任講師より寄稿いただきました。
1日目は松本市大手公民館を主会場に、松本の市街地を歩き、国宝の松本城を中心に顕在している様々な文化を味わい、より良いまちづくりの魅力や課題、ふしぎを発見しようと、中央・城北地区、中町・高砂・縄手通り商店街の5コースを10チームに分かれてまわりました。その後、地域から出された課題の解決に向けたワークショップを行いました。その間、チームで自由に購入した具材を使った「おやきづくり」に挑戦。牛すじ煮込み・キムチ・ツナ・味噌わさび・くだもの・野菜・きのこ・いなごの佃煮・チ―かま・菓子・栗羊羹・かりんとうなどと具材は様々。学生の発想の豊かさに、今後の地域づくりへの可能性を感じました。
2日目は、松本大学に会場を移し「プレゼンテーションマラソン」を行い、9大学の有志チームが趣向を凝らし日頃の活動を紹介し合いました。参加者全員が審査員となり投票し、良かった点をコメントとして張り出しました。最優秀賞は、沖縄大学&沖縄国際大学で作る「学生+(プラス)」チームに決まり、住吉廣行本学学長より賞状と図書券が贈られ、総評をいただきました。
本会開催にあたりまち歩きでは、これまでに地域活動で本学と関わりのある地域の方にご協力いただき、事前の打ち合わせ会でその地域の課題や若者・県外者に期待することを伺いました。コース担当学生とともに事前にまち歩きを行って散策ルート決め、当日のまち歩きや報告交流会にもご参加いただきました。松本観光コンベンション協会には全般的に、NPO法人アルプス善意通訳協会「AISA」の皆さんには松本城案内でご協力いただきました。食文化交流では、本学矢内和博専任講師が共同研究を進めている「中信地区六次産業推進協議会」からそば材料の提供や、中野和朗本学初代学長、「信州松本そば打ち美(み)蕎(そ)楽(ら)交流会」の方々、矢内専任講師によるそば打ち、「おふくろ工房・松本の味」による信州の食材提供と多くの方々のご協力をいただきました。
他大学学生は、「短時間だったが、自分の地域活動はどうだろうという比較の中で課題を発見することができました。また、おやきづくりなど楽しい体験を通して中身の濃い充実した時間を過ごすことが出来ました。」と語っています。
3ヶ月という短期間で学生同士が互いに協力し合い大会を進めることができました。運営を通して、学生は「責任感」「自発性・主体性」「協同」「コミュニケーション能力」「働きかけ力」「実行力」「計画力」「発信力」「柔軟性」「課題解決能力」といった、社会的な面での成長や視野を広げることができた大会であったと思います。
本稿は、福島 明美専任講師より寄稿いただきました。