第5回記念公開講座『長野県産業の未来』を実施しました

周年事業の一環として企画された、記念公開講座を11月29日（木）、長野市長野バスターミナル会館にて実施しました。記念公開講座は、全8回のうち今回で5回目を数え、折り返しを迎えました。これまでの講座では、「食」「資産」「健康」「観光」をテーマにした講演を実施してきました。
　そんな中、今回の講師は、本学総合経営学部総合経営学科太田勉教授で「長野県産業の未来」と題し、「産業」をテーマにした講演を実施しました。
　講演は、はじめに世界経済および、日本経済の現在・過去・未来から見た、長野県産業の在り方について説明がなされた後、これからの長野県産業の未来について解説がなされました。長野県産業は、「バランスのとれた産業構造」「企業家精神・逆境を跳ね返す優れた転換能力」が強みであり、今後は「産業のブレンド化」を図りながら「信州ブランド」の確立が必要との展望を話されました。その他、TPP（環太平洋経済連携協定）等、今まさに議論がなされている問題についても触れられました。
　講演後には、聴講された方々と長野県の産業について質疑応答および意見交換を行い、今回の記念公開講座を終了しました。ご参加いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。
　記念公開講座は、この後「教育」について講演を進めてまいります。残すところあと3回となりましたが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。