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交流を深めた三日間の「野外活動」(実習)

スポーツ健康学科2年生の「野外活動」(実習)の一環として、9月5日~7日の三日間、黒姫でキャンプを行ってきました。今回の実習はスポーツ健康学科が設立されてから初の試みでしたが、自然と触れ合ったり、ゼミ学生との絆を深めたりすることができ、とても貴重な体験ができました。

 初日はアイスブレイクや各ゼミに分かれローエレメントを行いました。はじめはほとんどの学生が受け身の状態で、周りを見ながら活動していましたが、慣れてくると自分の意見を言うようになったり、出た意見をまとめたりと、積極的に関わろうとする姿勢が見られるようになってきました。

 2日目の活動は、黒姫登山やカヌー、サイクリングなど各自選択したものを行いました。この日は朝からあいにくの天候で、午前中には活動が一時中断するほどの大雨も降りましたが、午後には天候も回復し、夜にはキャンプファイヤーを行い、各ゼミや学生スタッフ、先生方が出し物を披露し勢いよく燃える炎を見ながら楽しい時間を過ごしました。その夜には、翌日に集中講義の生徒がいるため、各ゼミでこのキャンプの反省会を行いました。多くの学生が「ゼミ学生との仲が良くなった」という感想を挙げていました。半年後には各自ゼミを選択し離ればなれになってしまうゼミ生もいますが、この気持ちを忘れずに今後も良い関係を続けてもらいたいと思います。

 三日目の最終日には、集中講義で帰ってしまった学生もいる中、残った学生と学生スタッフ、先生方でウォークラリー大会を行いました。歩きながら俳句を考えたり、途中でどんぐりのストラップを作ったりと、出発時に与えられたミッションをクリアしながら各チームゴールを目指しました。

 この3日間、ゼミ学生と生活を共にすることで、友達の普段目にできない一面を見ることができ、また、それぞれ自分から役割や活動に積極的に関わることができたと思います。「野外活動」を通して、自ら考え実行することの難しさと何かをやりきったときの達成感など、沢山のことを体験することができました。この体験を生かし、学生スタッフとして来年は「野外活動」に参加したいと思います。




本稿は、本稿は、二年生の北澤拓也君と瀬古源嗣君、そして学生スタッフの中村博之君より寄稿いただきました。
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