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2012/04/23

陸上競技部 太田朗君が走幅跳で追い風参考記録ながら異次元の大ジャンプ ~第52回長野県陸上競技春季大会~

太田 朗君(総合経営学科4年)

4月21日(土)・22日(日)の2日間、陸上競技のトラックシーズン開幕を告げる「第52回長野県陸上競技春季大会」が松本平広域公園陸上競技場で開催され、太田朗君(総合経営学科4年)が男子走り幅跳びで追い風参考記録(+2.5)(※注)ながら、7m88の大ジャンプを見せ優勝した(公認記録では7m53をマークし、12年ぶりの大会新記録を樹立)。

この記録は昨年度の日本ランキング5位に相当し、参考記録ではあるが日本トップレベルといえる(ちなみに男子100mに置き換えると10秒28に相当する記録)。

太田君以外でも、男子1500mで徳武大起君(スポーツ健康学科3年)、女子100mハードルで立花千春さん(同3年)の2名がそれぞれ優勝を飾り、本学陸上競技部は13種目のべ22名と2つのリレーで入賞を果たした。



7m54の自己記録を持つ太田君は昨年、日本学生個人選手権で4位入賞。日本インカレでは入賞はならなかったが10位の成績を収め、最終学年となる今季は並々ならぬ思いがある。今年9月の日本インカレでの3位以内を視野に入れているが、この記録を出したことで、6月に行われるロンドン五輪選考会を兼ねた「第96回日本陸上競技選手権大会」への出場が手に届くところまでに近づいた。

太田君は「あのジャンプは今まで体験したことのない感覚だった。これに満足することなく、もっともっと上を目指したい」と謙虚に語った。



来月19日・20日には北信越インカレが福井県で開催される。この種目での2連覇はもちろんのこと、公認記録で7m80台の記録に期待がかかる。今後の跳躍から目が離せない。





(※注)

追い風参考記録(おいかぜさんこうきろく)とは、走方向の追い風による顕著な影響が認められる種目において、風速が追い風2.0m/sを超えると各種大会の順位付けの記録は付くが、公認記録としては認められず「参考記録」にとどめられること。該当種目は走幅跳他、短距離走(100m、200m)、障害走(110mハードル、100mハードル)や三段跳等。
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