新着ニュース

2012/03/25

健康栄養学科教員による平成23年度研究報告会の開催

大学はもちろん教育機関ですが、大学の機能のひとつとして研究活動もたいへん重要なものです。大学教員にとって研究活動は、質の高い教育を進めていく上で不可欠なものであり、オリジナリティをもった価値ある研究に取り組む教員の姿勢は、学生に大学で学ぶことの意義を伝えるものでもあるでしょう。

 健康栄養学科では、村松宰前学科長の発案により、開設された1年目から学科教員による研究報告会を実施してきました。いずれの教員も自分の研究分野に関わる学会活動としての研究発表は行っていますが、自分の分野と異なる研究発表に触れる機会はそう多くはありません。健康栄養学科の教員の研究分野は多岐にわたるため、この研究報告会は通常では聞くことのない分野の研究について知るよい機会ともなっています。

 第6回となる本年度の研究報告会が、3月15日の木曜日、スポーツ健康学科からエントリーしていただいた3名の先生方も加えて実施されました。9時40分から夕方5時過ぎまで、人文・社会学系、人間健康専門基礎系、人間健康専門実践系の3分野、6分科会にわかれ、トータル23テーマの報告がなされました。スポーツ健康学科の先生方の参加もあり、例年に増して有意義なディスカッションが展開されました。

 健康栄養学科の教員は全員発表しましたが、本年度の実施に当たっては、全員でなくてもいいのではないかという議論もありました。本年度、大学院健康科学研究科が開設されたこと、スポーツ健康学科の先生方も加えて実施し有意義な会となったことも踏まえて、今後、どのような形で研究報告会を設定していくのか考えていくべきときなのかもしれません。
このページ先頭へ