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2012/03/02

健康栄養学科の学生が長野県健康づくり研究討論会で研究成果を発表

トップバッターを務めた大友美緒さん

発表後、分科会の座長さんと共に

長野県では、毎年、長野県庁を会場として長野県健康福祉部健康長寿課主催による「健康づくり研究討論会」が開催されます。この研究討論会は、県内各地で健康づくりに取り組んでいる関係者等が日頃の取組成果や研究結果を発表し、意見交換を行うことにより、今後の健康づくり活動を一層推進することを目的としています。



 本年度は、2月21日(火曜日)に開催され、午前は講演、午後は6会場に分かれて研究発表とディスカッションが行われました。最も発表数が多かったのは「栄養・食育分科会」で、6つの研究発表があり、本学健康栄養学科廣田ゼミナール4年生2名も卒業研究として取り組んだ研究について発表しました。

 トップバッターを務めた大友美緒さんは「地域のビュッフェレストランにおける栄養講座と食環境づくり」というテーマで、松本市内のレストランで実施した栄養講座の内容と成果について発表しました。伊藤実沙子さんの発表は「スポーツ選手における栄養教育ツールの作成に関する検討 第1報」というテーマで、高校生硬式野球選手用に開発した栄養教育ツールについて発表しました。

 

 保健福祉事務所等で働く管理栄養士の皆さんなどが多く参加されていました。社会で活躍している先輩に混じっての発表で緊張したのではないかと思いますが、落ち着いた立派な発表ぶりでした。発表後には質問やコメントをいただくなど、卒業後にお世話になるかもしれない方々と交流し、二人にとってはよい経験になったと思います。



 松本大学から、現場で働くなかでも研究の視点を持つことができる管理栄養士が巣立ってくれるよう、今後もこのような機会を大切にしたいと思います。
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