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2012/02/28

京都府立大学にて本学健康栄養学科の大学教育GPプログラムについて発表

管理栄養士養成大学として文部科学省の大学教育・学生支援推進事業(大学教育GP)に選定されている大学は多くはありません。その中のひとつである京都府立大学から「21世紀に活躍できる食の専門家―栄養士・管理栄養士養成校の挑戦―」というGPフォーラムで本学のGPの取組について紹介してほしいという依頼をいただいていました。



2月18日(土曜日)、訪れた京都は雪景色でした。京都府立大学のGPフォーラムでは、栄養士養成施設として、長崎女子短期大学の橋口亮先生が「長崎食育学を活かした食文化伝承と情報発信」というテーマで発表され、主催大学である京都府立大学の大谷貴美子先生は、「実践と交流を通じて高める食の専門家力」という取組を紹介されました。私も60名ほどの参加者に「食の課題解決に向けた質の高い学士の育成」というテーマで本学が実施してきた教育プログラムについてお話させていただきました。長崎も京都も独自の食文化が花開いた土地柄であり、それぞれの特徴をいかし、地域に根ざしたプログラムが展開されていることをうらやましく思いました。GPフォーラムとその後の懇親会で、お互いに教育上の課題などについても語り合うことができ、たいへん有意義な情報交換の場となりました。



後日、回収されたフォーラムアンケートの一部が送られてきました。本学のプログラムについては、「多種多様な取組を管理栄養士の卵である学生にされておられるところがすばらしいと思いました。」「地域に開かれた大学のモデルを学ぶことができました。」「学んだことを即実践できる環境で、学生に戻れたら学びたいと思わせる取組でした。地域の人の協力がポイントと感じました。」、「先生方のアイディアが豊富なのに感動しました。そのアイディアを実践される行動力にも感心しました。」などの感想がありました。この事業を推進してきた教員一同にとってはうれしい評価です。今後も松本大学が持っている地域の資源を大切にしながら、GPとして取組んできた教育プログラムの継続を図っていきたいと考えています。




本稿は、健康栄養学科 廣田直子教授より寄稿いただきました。
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