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2011/12/09
人間健康学部GPフォーラム報告 No.2 健康栄養学科が3年間取り組んできた大学教育GPの成果を公表
ポスター発表会場での交流
メッセージを伝えるシンポジストの方々
シンポジウムでフロアから発言する学生
No.1に続き、11月23日(水曜日)に開催したGPフォーラムについて紹介します。
中村伸一先生の特別講演のあと、学生たちはこれまで実施してきた具体的な活動をポスターやメニュー紹介という形で発表し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
レストラン経営体験や地域健康支援ステーション活動で開発・提案してきた11メニューが来場者の方々に紹介され、ホテルのロビーに設けられた実践的活動等の発表会場には15枚のポスターが並びました。当日まで何回も校正を重ねて仕上げてきた力作の前に立つ学生たちは、緊張しながらも、活動の成果をきちんと伝えてくれたと思います。
午後には、シンポジウム「人生の先輩たちから'地域の幸せづくりの人'に贈るメッセージ」が開催されました。総合経営学部観光ホスピタリティ学科の白戸洋学科長にコーディネーターを務めていただき、シンポジストには山形県長井市NPOレインボープラン市民市場「虹の駅」理事長の菅野芳秀さん、オーベルジュ「エスポワール」オーナーシェフの藤木徳彦さん、松本ものづくり創造塾代表の笹井俊一さん、伊南行政組合「昭和伊南総合病院」管理栄養士の座光寺知恵子さんをお迎えしました。いずれもGPに関連したさまざまな活動でお世話になった方々です。
事前に、「人生の先輩であるシンポジストの皆様から、今後、地域で'幸せづくりの人'として活躍する学生たちへのメッセージをいただきたいのです」とお願いしていました。一人ひとりの発言時間は短かったのですが、来場者の中には、4本分の講演を聴いたような充実感だったという感想もあったほど、4名の方々から素晴らしいメッセージをいただくことができました。フロアから発言してくれた学生たちが、シンポジストの方々やGPの活動に関わってきた先生方はじめ多くの参加者の記憶に残る意見を発表してくれたこともうれしい出来事でした。
事前準備から当日まで、健康栄養学科の先生方、地域健康支援ステーションのスタッフ、GP活動を支えてくださった学外関係者、わがままを聞き入れてくださったホテル関係者など多くの方々の力が結集したGPフォーラムでした。GP事業では、松本大学らしい長野モデルの「食」の専門職の育成をめざしてきました。まだ、道半ばですが、参加してくださった皆様がGPの取り組みの成果を感じてくださったとすれば、GPフォーラムは成功だったといえるでしょう。
開催翌日、中村伸一先生からうれしいメールが届きました。お世話になった学内外の多くの皆様に感謝を込めて、ここに紹介させていただきます。
「名田庄診療所・中村です。いいフォーラムでしたね。先生方の学生に対する愛情と気合いを感じました。もっとゆっくり最後まで聴いていたかったです。地方の小さい大学だからこそできることを目指す姿勢を感じました。これまで私は、田舎の診療所だからできないことはたくさんありましたが、それを言い訳にせず、'だからこそできること'を、宝物を探すようにしてきました。同じ心意気を肌で感じました。ありがとうございました。」
本稿は、健康栄養学科長 廣田直子教授より寄稿いただきました。
中村伸一先生の特別講演のあと、学生たちはこれまで実施してきた具体的な活動をポスターやメニュー紹介という形で発表し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
レストラン経営体験や地域健康支援ステーション活動で開発・提案してきた11メニューが来場者の方々に紹介され、ホテルのロビーに設けられた実践的活動等の発表会場には15枚のポスターが並びました。当日まで何回も校正を重ねて仕上げてきた力作の前に立つ学生たちは、緊張しながらも、活動の成果をきちんと伝えてくれたと思います。
午後には、シンポジウム「人生の先輩たちから'地域の幸せづくりの人'に贈るメッセージ」が開催されました。総合経営学部観光ホスピタリティ学科の白戸洋学科長にコーディネーターを務めていただき、シンポジストには山形県長井市NPOレインボープラン市民市場「虹の駅」理事長の菅野芳秀さん、オーベルジュ「エスポワール」オーナーシェフの藤木徳彦さん、松本ものづくり創造塾代表の笹井俊一さん、伊南行政組合「昭和伊南総合病院」管理栄養士の座光寺知恵子さんをお迎えしました。いずれもGPに関連したさまざまな活動でお世話になった方々です。
事前に、「人生の先輩であるシンポジストの皆様から、今後、地域で'幸せづくりの人'として活躍する学生たちへのメッセージをいただきたいのです」とお願いしていました。一人ひとりの発言時間は短かったのですが、来場者の中には、4本分の講演を聴いたような充実感だったという感想もあったほど、4名の方々から素晴らしいメッセージをいただくことができました。フロアから発言してくれた学生たちが、シンポジストの方々やGPの活動に関わってきた先生方はじめ多くの参加者の記憶に残る意見を発表してくれたこともうれしい出来事でした。
事前準備から当日まで、健康栄養学科の先生方、地域健康支援ステーションのスタッフ、GP活動を支えてくださった学外関係者、わがままを聞き入れてくださったホテル関係者など多くの方々の力が結集したGPフォーラムでした。GP事業では、松本大学らしい長野モデルの「食」の専門職の育成をめざしてきました。まだ、道半ばですが、参加してくださった皆様がGPの取り組みの成果を感じてくださったとすれば、GPフォーラムは成功だったといえるでしょう。
開催翌日、中村伸一先生からうれしいメールが届きました。お世話になった学内外の多くの皆様に感謝を込めて、ここに紹介させていただきます。
「名田庄診療所・中村です。いいフォーラムでしたね。先生方の学生に対する愛情と気合いを感じました。もっとゆっくり最後まで聴いていたかったです。地方の小さい大学だからこそできることを目指す姿勢を感じました。これまで私は、田舎の診療所だからできないことはたくさんありましたが、それを言い訳にせず、'だからこそできること'を、宝物を探すようにしてきました。同じ心意気を肌で感じました。ありがとうございました。」
本稿は、健康栄養学科長 廣田直子教授より寄稿いただきました。
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