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2011/11/29
  • アウトキャンパス・スタディ事例

合同アウトキャンパス・スタディで「東証アローズ」を訪問総合経営学科「マクロ経済学」受講生・成ゼミ

2011年11月25日(金曜日)、総合経営学部総合経営学科のマクロ経済学(成耆政担当)受講生と成ゼミが合同で、企業訪問によるアウトキャンパス・スタディを実施した。今回は「証券市場の役割と仕組み」というテーマで、東京の日本橋兜町にある東京証券取引所「東証アローズ」を訪問し、施設の見学や模擬株式投資と証券セミナーを受けた。

今回のアウトキャンパス・スタディは大学のバスにより朝9時に大学を出発し、午後1時に東京証券取引所に到着する間、2001年度アカデミー賞主要4部門を受賞し、1994年度ノーベル経済学賞を受賞した天才数学者ジョン・ナッシュをモデルにした映画「ビューティフル・マインド(A Beautiful Mind)」を上映するなど楽しい雰囲気でのスタートであった。東証に到着し、国際空港並の厳重なセキュリティチェックを受けて入場した。その後、まず第1部として、専門ガイドの案内により東証PRビデオの上映(約20分)と2階見学ギャラリーより東証アローズの説明(約30分)を受けた。参加者達はテレビなどでお馴染みのマーケットセンターやチッカー(マーケットセンターの上部にあって、取引が成立した株価を回転しながら表示する装置)、オープンプラットフォームなどを見ながらガイドの説明を熱心に聞いていた。そして大型スクリーンで「歓迎・松本大学総合経営学部成ゼミ」と表示され、ここで記念写真の撮影を行った。

第2部は東証プラザ内にある「マーケット・エクスペリエンス・コーナー」で、 30分間のプログラムで株式の模擬売買が体験できた。資金1,000万円が与えられ、コンピュータ上の情報を参照しながら、熱心に株式投資を行い、最高で95万円の利益を上げた学生もいて、講師もびっくりしていた。そして第3部として「大学生のための証券セミナー」を行った。今回は「株式の発行と取引方法について」というテーマで専門講師の講義を約1時間受けた。

今回のアウトキャンパス・スタディは日帰りということで、大変厳しいスケジュールであったが、参加者達は低迷と不確実な日本経済の中で、株式市場の役割と仕組みを理解し、これからの自分の経済生活のための大きな一つのきっかけになったと感想を述べていた。来年は是非1泊のゼミ合宿にしたいと思う。参加者の皆さん、お疲れ様でした!


本稿は、総合経営学科 成耆政准教授に寄稿いただきました。
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