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2011/09/26

第6回 安曇野フェスタでワサビを使った開発商品を試食提供 わさびの新しい食べ方に注目が集まる

9月24日(土曜日)、国営あずみの公園にて「第6回 安曇野フェスタ」が開催された。安曇野市商工会より、わさび関連の料理、商品の出品依頼があり、矢内研究室の3年生、4年生と共にイベントに参加した。



 当研究室では、わさび漬けアイスwithアマランサスのコーン、ワサビノリディップ、わさびパスタの3品を出店した。わさび漬けアイスは、わさび漬けの需要拡大を狙い、一般的なわさびアイスと一線を画す新しいアイスで、株式会社オオノタと共同開発した商品である。後にアマランサスのコーンは商品化に向けて進行している。ワサビノリディップは、ワサビノリにマーガリンを混ぜたものを、バケットに塗って提供した。わさびパスタは、わさびの花の醤油漬けをベーコンバター醤油味のパスタに絡めたものである。わさびの辛味は熱によって揮発してしまうので、提供直前にパスタにわさびの花を絡めることで、辛味と風味を損なわない工夫をした。



 試食の無料提供ということもあったが、当研究室のブースは提供時間前には長い行列を作り、関心度は高いと感じた。また、小さな子供も、アイスなどを喜んで食べていたので、辛さの調整だけ気を付ければ幅広い年齢層に受け入れていただけると感じた。



 今回のわさびの商品開発は、安曇野市の本等わさび店のわさび関連商品を使った創作レシピ開発の一部を披露したもので、その他15品ほどの料理を提案している。いずれも、わさびの新しい食べ方の提案であり、後にレシピ本として配布された。本イベントを通じ、松本大学が地域と関連してモノづくりをしていることをPR出来たとともに、学生が来園者と触れ合うことで、食品開発への興味や意欲をもってもらえたと感じている。学生と参加するイベントはその後も依頼があり、多くの人が新規料理や商品開発に期待を寄せていることを学生は感じてくれたと思う。



なお、わさびを使った商品開発は、本学も参加している「長野県中信地区 6次産業推進協議会」で活発に行われております。




本稿は健康栄養学科 矢内和博専任講師より寄稿いただきました。
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