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地域づくり考房『ゆめ』の学生と協働で作成した 木曽平沢のパンフレットが完成!

完成を喜ぶ学生たち(左から高野さん、北原さん、佐藤さん、茅野さん)

漆器の技法を熱心に語る高野さん

7月6日(水曜日)、地域づくり考房『ゆめ』の「木曽平沢を伝えようプロジェクト」の学生と福島明美専任講師、木曽漆器工業協同組合の荻村理事、そして塩尻市経済事業部観光課観光振興係の百瀬主任により、「すてきなモノ すてきなヒトに出会える木曽平沢」と題する木曽平沢のパンフレットの完成記者会見が行われた。



このパンフレットは、木曽平沢や木曽漆器の魅力を伝えるため、木曽漆器の職人や地域の方々へのアンケート調査、インタビューを重ねた末に出来上がった。特に、大学祭でのアンケート調査の際、「10代~20代は木曽漆器は知っていても、木曽平沢で創られていることを知る人が少ない」という結果を得たため、今回のパンフレットは若い年齢層をターゲットにしており、表現やデザインなどに多くの工夫が凝らされている。



プロジェクトに関わった学生は観光ホスピタリティ学科の4年生5名。リーダーを務めた観光ホスピタリティ学科4年の北原保奈美さんは「イラストや色づかいにこだわり、やわらかく温かい感じを出すように心がけた。職人さんの中には若い年代の方も多く、職人さんの声や思いを形にできて嬉しい。このパンフレットをきっかけに、若い年齢層の方にも木曽平沢に訪れてほしい」と、半年に及ぶ力作の完成を喜んだ。



今回のプロジェクトは学生・行政・地域の三者協働での取り組みであったため、一般的なものとはひと味違い、職人の思いや木曽平沢の隠れた魅力がぐっと伝わってくる内容になっている。荻村理事からは「大変一生懸命に取り組んでくれた」と学生たちの活動を高く評価する声もいただいた。



このパンフレットは、本学をはじめ、塩尻市の観光センターや新宿駅の信州・山梨・多摩 新宿観光センターにも置かれるとのこと。ぜひ手にとっていただき、木曽平沢を訪れるきっかけにしていただけることを願っている。


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