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スポーツ健康学科2年生が登山体験

去る、7月17日(日)にスポーツ健康学科2年生約60名、教員約10名の総勢70名で美ヶ原高原登山をしました。
美ヶ原(王ヶ頭)は、標高が2034mあり、日本百名山に数えられていることから、毎年多くの登山客が訪れます。登山の難易度としてもそれほど高くなく、自分のペースで登ることができる山です。

本登山は、「スポーツ科学入門」という講義の一環で行われました。本科目は、4年次に作成する卒業研究を見据えて設置されています。2年次の1年間をかけ、研究というものを座学や体験を通じて学び、研究への向学心を身につけることを目的としています。
今回は、長野県において人気のある登山(トレッキング)を、実際に自分達が体験することによって、どのような運動となり、どのような効果が期待できるのかを体感することを目的に実施されました。また、2,000mの登山を行うことで、どのくらいのカロリーが消費されるのかを調べるため、代表者が「ポラール」という測定器を身につけました。

当日は、懸念していた天気に恵まれ、快晴の中の登山となりました。登山道の入り口まで大学バスで移動し、総勢70名の登山が始まりました。登山中は、学生と教員がお互いを励まし合う姿や、自然に触れながら、自分の体と対話をしながらの登山となりました。また、時折はさむ休憩では、持ち寄った補食を譲り合ったり、次第に遠ざかる街並みを見渡しながら、各自登山を楽しんでいました。
そして、登山開始から2時間後、ついに山頂の王ヶ頭に到着しました。山頂から見渡す景色は非常に雄大であり、あちこちで記念写真を撮り合っていました。全員で登りきった満足感から、いい表情の写真になったと思います。その後、美ヶ原高原ホテルまで移動し、1時間の休憩をはさんで下山しました。登山を終えた学生達からは、何か今までとは少し違った顔をしていたように思います。
登山をしたことがなかった学生もいたと思いますが、70名全員で登山をすることができ、皆でひとつのことをやりきる一体感を感じられた一日となりました。ここで感じたことを、今後に生かしていってほしいと思います。
そして、注目の消費カロリーは、約1,500キロカロリーでした。これは、一般成人男性の1日の基礎代謝量に相当し、ご飯に例えるとお茶碗7~8杯分(ご飯1杯約200キロカロリー)となります。(もちろん、人それぞれ消費カロリーは違いますので、あくまで目安です)。

皆さん1日、お疲れ様でした!!
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