新着ニュース

2011/05/18

学生が見舞金を手に栄村役場へ 復興活動ボランティアとして汗を流す

島田村長に義援金を手渡す梶原さん

約100名が参加した栄村の復興を考える会

5月14日(土曜日)、地域づくり考房『ゆめ』を中心に活動している学生3名(健康栄養学科2年の梶原悠さん、柳澤悠さん、観光ホスピタリティ学科1年の中村崇志さん)が福島明美専任講師と共に、長野県北部地震被災地である栄村役場を訪れ、見舞金・生活支援金として10万円を島田茂樹村長へ直接お届けした。島田村長から栄村の被災状況や今後の復興計画などを説明いただいた学生たちは、本学には同村出身の学生がいるため、復興支援の中でも特に「村民の皆さんの生活支援に役立てていただければ」との思いを伝えた。また、栄村の地震災害の復興を応援する「栄村復興支援機構『結い』」にも訪れ、6月に行われる予定の復興イベントの資金に充てていただくために10万円を寄付した。



震災が発生してすぐに募金活動を始めた学生たちは、すでに東日本大震災の義援金として、また岩手県立大学の学生復興支援ボランティア活動の資金として合計60万円の義援金を集め寄付をしてきた。この度手渡された義援金は、栄村の復興のために行った「松本観光桜まつり」での募金活動で募った17万円に加え、本学教職員から寄付された3万円を合わせたもの。



今回は義援金の寄付に留まらず、午後行われた「栄村の復興を考える会」に参加。「こんな村にしていきたい」という未来へのイメージを、集まった村民の皆さん約100名と共に出し合った。さらに、同村に滞在した学生たちは、翌日5月15日(日曜日)の早朝から地域の方と共に道路の復興作業に参加し汗を流した。



リーダーの梶原さんは「これからもこの活動は続けていきたいが授業で忙しい時も多いので、ぜひ他の学生にも参加してもらえたら」と呼びかけている。
このページ先頭へ