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2011/02/07

初の〈学長賞〉に 2名のアスリートを選出

学長から表彰される早野君

授賞式に参加した教職員と記念写真

2009年4月に菴谷利夫学長が本学に就任し予てから希望していた〈学長賞〉に2名の学生が選出され、2月3日(木曜日)表彰された。

 学長賞は、クラブ・サークル活動で活躍した学生、また、社会活動などを通して地域貢献に寄与した学生など、本分の学問や資格取得だけでなく、広い分野で頑張って活躍している在学生を学長が評価したいと提案し、年2回実施されることになった。その記念すべき第1回目に、スポーツ健康学科4年生の丸山美樹さんと観光ホスピタリティ学科4年生の早野吉信君が選ばれた。

 丸山さんはスノーボード競技の選手で、2008年全日本学生スノーボード大会(インカレ)で優勝。つい先日群馬県で行われた国内FISレースでも優勝するなど、その活躍が目覚ましく、卒業後もその活躍が楽しみの選手である。「夢は大きくオリンピック出場」と目を輝かせながら、あいさつしてくれた。

 早野君は、陸上競技部に所属。主将としてチームをリードしたが、何といっても昨年の第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走大会に出場し、第3区を力走、松本大学の名前を全国にアピールしてくれた功績が大きい。下伊那南部総合事務所に団体職員として就職が内定しているので、飯田・下伊那チームの駅伝代表選手のみに留まらず、都道府県駅伝大会への出場を果たしてほしいものだ。「高校時代は県大会出場がやっとだったが、大学に入って全国大会に出場する力をつけることができた。これからも現状に満足することなく、さらに上を目指したい」と力強く抱負を語った。

 今回の学長賞には、卒業間際の4年生でアスリートとして活躍した学生が選ばれたが、菴谷学長は「本人の栄誉は大学の栄誉でもある。この学長賞が他の学生の励みになれば嬉しい」と語った。

 今後もこの二人に続く、松大生の活躍に期待したい。
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