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思春期ピアカウンセラー 12月1日世界エイズデー普及啓発で活躍

県松本保健福祉事務所の職員の方々と「HIV検査を受けられる県内の保健福祉事務所の連絡先」を書いたポケットティッシュ2000個を「おはようございます。世界エイズデーです。」と11月25日、早朝より松本駅前で配りました。

 思春期ピアカウンセラーは長野県主催で養成された18歳から22歳の若者で、「性を正しく学び仲間に伝えたい」という思いを抱いて地域で活動しています。

松本地域は松本大学、信州大学の学生10名余が一緒に活動しています。



 思春期ピアカウンセラーは、専門学校や高等学校、中学校からの要請でエデュケーション(命の大切さ、性感染症の予防、妊娠出産などの講座)を行っています。専門学校で「性・生あなたにとって大切なことは」と題して、エデュケーションを行いました。ピアPeer(仲間)が行なうことで「年の近い人が話してくれ、積極的に聞くことができた」「性教育は体のことだけでなく人間関係が大切だと思う」などという感想が寄せられています。



 12月には長野市でアジア・アフリカから来日したジョイセフ使節団(ジョイセフは途上国の妊産婦と女性を守るための活動を世界各地で行っています。)との交流会へ参加予定です。



 思春期の人たちがそれぞれの夢に向かって、仲間同士が主体的に自分達の性=生の健康を守り育てていくために少しでもお役に立てれば幸いです。


本稿はスポーツ健康学科の中島節子助手に寄稿いただきました。
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