新着ニュース

2010/11/25

和田日本銀行松本支店長に講義をしていただきました

優しい語り口で説明される和田季之支店長

松商短大部の科目「地域と世界」では、担当教員(佐藤)がそれぞれの分野を熟知した専門家を招いて、講義の何コマかを引き受けてもらっています。11月15日の講義では日本銀行松本支店和田季之(としゆき)支店長に「景気と社会と学びについて」と題して語っていただきました。

 日本銀行は中央銀行、すなわち「銀行の銀行」です。そのような立場から特に通貨や金融についての専門知識を前提にしない講義科目においてどんなお話をされるか、学生達も担当者の私も興味津々でした。和田支店長は話題毎にいちいち街角の人の目線に立ち返ってお話を組み立てられるので、とてもわかりやすく、また誠実さや責任感をにじませてのお話だったと思いました。

 講義はまず日本銀行がどのように現在の景気を捉えているかを、大学生の就職内定率を切り口に、はっきりと示され、進んでそのようなお話をされる意図を語られました。人々の期待に応えた日本銀行としての仕事の重要な一部としてそうするのですが、それにとどまらず、学生たちが「社会の仕組み」について関心を持ち、学び続け、自分なりに考える社会人になるようにという期待をこめていると言われ、それは特に、市民として社会のあり方の選択・決定に参加する権利を使えるようになるためだと言われました。そして学ぶ方法や情報収集についてもご自身のお仕事の経験から具体的に示して下さいました。


本稿は、松商短期大学部の佐藤進講師から寄稿していただきました。
このページ先頭へ