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2010/11/20

遠隔操作で本学から県内他大学へ講演の模様を配信 高等教育コンソーシアム信州「K3茶論」

本学など県内8大学が加盟する〈高等教育コンソーシアム信州〉で運営する「K3茶論(さろん)」が19日開催され、本学から他大学へ講演の模様を生中継した。

 講演したのは、総合経営学部観光ホスピタリティ学科の山根宏文教授。「進化する観光 観光を支える5つのおもてなし」をテーマに、全国で成功している事例を紹介しながら、これからの観光産業に必要とされる、おもてなしの概念を、住民・観光施設・景観と歩きやすさ・食・暮らしのキーワードにわけて語った。


「K3茶論」は今回で16回目。今まで県内他大学の教員が講演をされていて本学からの配信は初めてになる。通常の遠隔授業とは異なり講師の先生が自由なテーマで楽しくトークをする気軽なスタイルのもの。

 遠隔操作が可能な機能を整備する本学524教室には、高等教育コンソーシアム信州のスタッフがビデオカメラ2台で山根教授を撮影。教室に固定されているカメラが教室全体を映し他大学へ配信していた。また、他大学で聴講する人たちの姿もスクリーンに映し出され、誰が聴講しているかがお互いにわかる。講演後に長野大学の教員から寄せられた質問も、クリアに声が聞こえ、まさに臨場感があった。

 初めて聴講した本学短期大学部の学生は「こんな装置があるとは知らず、びっくりした。他の大学の先生の講演も聴いてみたい」と語り関心を寄せていた。
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