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2010/10/29
松商短期大学部1年生対象「キャリアクリエイトⅡ」 卒業生を招き体験報告会 ~働くことへの意識とイメージを高める~
10月28日、松商短期大学部1年生を対象とする「キャリアクリエイトⅡ」(就職指導)の授業で、卒業生4名を招き、職業理解を深めるOG・OB体験報告会が実施された。これは、業種・職種研究をも兼ねて毎年実施しており、これをきっかけに就職活動へのイメージも高まることで好評を得ている企画でもある。
今回、お越しいただいた卒業生は、松本信用金庫穂高支店で、会計事務を担当している髙木千穂さん(22年3月卒)。長野県下で食品・穀物・飼料の卸販売業の松本ノーサン株式会社に事務職として勤務する村瀬蘭さん(22年3月卒)。松本日産自動車株式会社の松本ショールームで営業職として商談もこなす中山美紀さん(20年3月卒)。そして東京都に本社を置き、全国の地方自治体向けのソフトウェアを開発する、行政システム株式会社でSE(システム・エンジニア)として働く田邊拓也さん(22年3月卒)の4名。この内、3名は今年の3月卒業したばかりの新入社員なのに、すでに社会人として落ち着いており、たった半年で、こんなにも成長するものかと頼もしく心強く感じた。
体験報告会は、藤波大三郎教授と飯塚徹准教授がコーディネターを務め、卒業生に業務内容、学生時代にしたことで実際に仕事に役だったことは何かなどの質問に答えていただくスタイルで進められた。
学生時代に抱いていた仕事のイメージと実際はどうかという問いかけに、高木さんは「金融機関というと黙ってもくもくと仕事をすると思っていたが、実際はアットホームな雰囲気で、先輩職員も優しく教えてくれるので安心した。まだ、ミスをすることもあるけれど、同期の仲間に励まされながら頑張っている。短大時代に学んだメモを取ることの重要性は今の仕事に生かされている」と語れば、村瀬さんは「短大入学当初から医療事務現場で働くことが夢だった。しかし、医療事務への間口自体が少ないことと幅広く視野を持ち早く活動を始めたことで適正を見極めることが出来た。まだまだ、事務職としてのやりがいを模索中だが、日々周囲への感謝の気持ちを忘れずに仕事に励んでいる」と感慨深げだった。
また、社会人として日々心掛けている点として中山さんは「営業職として、たくさんのお客様と関わる中で『約束や時間を守る』ことに特に気を配っている。信頼関係が全てなので無理な約束はしないよう出来る範囲で精一杯お客様にご満足いただけるように努めている。『ありがとう』の言葉が何よりも励み」とコメント。そして、就職活動時の苦しい時、どのように乗り越えたかの問いに、田邊さんは「逃げることは簡単だが、その場しのぎに過ぎず何の成長もない。逃げていては何も解決できない。諦めず根気よく真摯に立ち向かい取り組むことで、いいご縁と巡り会える。常に前向きな気持ちを忘れないでいて欲しい」と力強くエールを送った。
最後に4名とも、「資格取得も大切だが、コミュニケーション能力すなわち会話がしっかり出来ることが求められる。職場の人間関係が非常に大切になってくるので、男女そして年齢問わず職場内やお客様と話が出来る能力が重要である」と強調して、1時間ほどの体験報告会が終了。学生も真剣にメモを走らせており、ひとり一人の胸に響いたに違いない。
来たるべく就職活動に備え期待と不安が入り交じりながらも「私たちも先輩のような社会人に…」と、前向きに決意を新たにしたことであろう。
今回、お越しいただいた卒業生は、松本信用金庫穂高支店で、会計事務を担当している髙木千穂さん(22年3月卒)。長野県下で食品・穀物・飼料の卸販売業の松本ノーサン株式会社に事務職として勤務する村瀬蘭さん(22年3月卒)。松本日産自動車株式会社の松本ショールームで営業職として商談もこなす中山美紀さん(20年3月卒)。そして東京都に本社を置き、全国の地方自治体向けのソフトウェアを開発する、行政システム株式会社でSE(システム・エンジニア)として働く田邊拓也さん(22年3月卒)の4名。この内、3名は今年の3月卒業したばかりの新入社員なのに、すでに社会人として落ち着いており、たった半年で、こんなにも成長するものかと頼もしく心強く感じた。
体験報告会は、藤波大三郎教授と飯塚徹准教授がコーディネターを務め、卒業生に業務内容、学生時代にしたことで実際に仕事に役だったことは何かなどの質問に答えていただくスタイルで進められた。
学生時代に抱いていた仕事のイメージと実際はどうかという問いかけに、高木さんは「金融機関というと黙ってもくもくと仕事をすると思っていたが、実際はアットホームな雰囲気で、先輩職員も優しく教えてくれるので安心した。まだ、ミスをすることもあるけれど、同期の仲間に励まされながら頑張っている。短大時代に学んだメモを取ることの重要性は今の仕事に生かされている」と語れば、村瀬さんは「短大入学当初から医療事務現場で働くことが夢だった。しかし、医療事務への間口自体が少ないことと幅広く視野を持ち早く活動を始めたことで適正を見極めることが出来た。まだまだ、事務職としてのやりがいを模索中だが、日々周囲への感謝の気持ちを忘れずに仕事に励んでいる」と感慨深げだった。
また、社会人として日々心掛けている点として中山さんは「営業職として、たくさんのお客様と関わる中で『約束や時間を守る』ことに特に気を配っている。信頼関係が全てなので無理な約束はしないよう出来る範囲で精一杯お客様にご満足いただけるように努めている。『ありがとう』の言葉が何よりも励み」とコメント。そして、就職活動時の苦しい時、どのように乗り越えたかの問いに、田邊さんは「逃げることは簡単だが、その場しのぎに過ぎず何の成長もない。逃げていては何も解決できない。諦めず根気よく真摯に立ち向かい取り組むことで、いいご縁と巡り会える。常に前向きな気持ちを忘れないでいて欲しい」と力強くエールを送った。
最後に4名とも、「資格取得も大切だが、コミュニケーション能力すなわち会話がしっかり出来ることが求められる。職場の人間関係が非常に大切になってくるので、男女そして年齢問わず職場内やお客様と話が出来る能力が重要である」と強調して、1時間ほどの体験報告会が終了。学生も真剣にメモを走らせており、ひとり一人の胸に響いたに違いない。
来たるべく就職活動に備え期待と不安が入り交じりながらも「私たちも先輩のような社会人に…」と、前向きに決意を新たにしたことであろう。
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