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2010/10/25

キヤノン株式会社 人事部担当部長が本学で講演 就職活動に向かって、今、学生がすべきことを熱弁

25日、本学232教室において、キヤノン株式会社人事部担当部長の戸倉 敬氏による講演が行われた。日本を代表するグローバル企業の人事の方が、本学のような地方大学で講演するのは異例のことだが、これは、たまたま長野県を訪れていた戸倉氏が、本学のことをテレビでご覧になられたのをきっかけに、本学が人づくりを重視している独自の教育に力を入れていることに興味を持たれ、キャンパス見学会を訪問。教職員と話をする中で、本学が地域貢献にも力を入れていることを知り、ますます本学に関心を寄せられたことから、今回の講演会が実現した。

 講演テーマは、「採用する側が期待すること、大学1・2年時に実行すべきこと ~大学生に期待する能力や面接で重視するポイント~」で、スポーツ健康学科の1・2年生、約150名が受講した。

 戸倉氏は、現在の企業と大学生を取り巻く就職状況や社会環境を挙げ、選考基準のポイントが、選ぶことから落とすことに変化したのに伴い、「印象重視」から「行動事実」を確認する視点で面接する傾向にあると説明され、面接で語ることと行動に差異がないように、大学生活を送ることが大切と語られた。

 また、即戦力の中途採用者と異なり、学生の定期採用者・新入社員には将来の幹部候補生として基礎能力のある人が求められている。したがって、在学中の学業成績を重視して選考するようになっていると述べられ、1・2年生であれば、まだまだカバーできるので、これからの大学生活を頑張って過ごしてほしいとエールを送られた。
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