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2010/09/04

クラブリーダーズキャンプ開催

8月31日(火曜日)~9月1日(水曜日)にクラブ協議会主催の下、クラブリーダーズキャンプが「ほりでーゆ~四季の郷」(安曇野市)にて開催されました。本キャンプの目的は、クラブ代表のリーダーシップ能力の向上でした。内容は、アイスブレイク、リーダーワーキング、救急講習、クラブ協議会の振返りが1日目のプログラムでした。2日目は、5人程度のグループで各クラブが抱えている問題や要望を出し合い、どのようにすれば解決することができるのかという話し合いを行いました。



 1日目のアイスブレイクとリーダーワーキングは、講師に本学スポーツ健康学科学科長の犬飼己紀子教授とゼミ生をお招きし、「協力を学ぶ」~リーダーシップ機能~をテーマに講習をしていただきました。犬飼先生からは、身近な物を用いたグループワークや、多くの仕掛けがあるグループワークを通じて、集団として上手く機能するためにはどういうことが大切なのかということを、体験と理論の両面から教えていただきました。この経験は、これから先、あらゆる集団の中で生活する上で、非常に貴重な経験になったと思います。

 救急講習は、本学の保健師である、脇本澄子保健師に講習をしていただきました。切り傷やすり傷の治療法は、従来のように消毒を行い、かさぶたを作るのは間違いであり、傷口を乾かさないように治療するという、湿潤療法を学びました。この療法の方が、痛みも少なく、早く治るそうです。

その後、救命講習を行い、参加者全員が胸骨圧迫とAEDを使用できるようになりました。高校までとは違い、自分達だけで活動することが多くなる大学クラブ活動において、救急救命の重要性を一人でも多くの学生に伝えられたことは大きなことだと思いました。

 初日の最後と2日目は、これまでのクラブ協議会活動の振り返りと、大学祭や会計申請方法の確認、各クラブ活動をよりよくするための話し合いがグループで行われました。喫煙や施設利用マナーなどの基本的なルールの徹底や、部室など様々な問題があげられ、全クラブの意識の向上が必要であることが確認されました。

 2日目の最後には、全学学生委員長の齊藤先生より、「皆さんは大学生なので、自分達でできることはしていくこと。また、今年はクラブ協議会長と中心に、クラブ協議会主催でリーダーズキャンプを開催しましたが、来年は誰かがやらなければならない。この中の3、2年生から新しいリーダーが出てきたりして、毎年継続されることに期待しています」というご講評をいただきました。



 このクラブリーダーズキャンプを企画・運営したクラブ協議会長の傳田友樹君(スポーツ健康学科4年)は、「卒業研究や大学祭の準備など、他にもやらなければならないことを抱えている中で実施したリーダーズキャンプでしたが、多くの方にご協力をいただいて、成功することができました。他のクラブ代表とも交流が持てたし、良いキャンプになり、やってよかったと思いました。来年のリーダーに期待しています」と感想を語ってくれました。



 最後に、ほりでーゆ~の方々、犬飼先生、脇本保健師を始め、このクラブリーダーズキャンプにご協力いただいたすべての皆様に、この場をお借りして感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
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