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第65回体力医学会でスポーツ健康学科の学生が研究発表

このたび、呉ゼミのスポーツ健康学科4年の傳田友樹君は、千葉市で行われた第65回体力医学会(9月16~18日)においてポスター発表を行いました。テーマは「中学野球選手の身体組成及び体力とYo-Yo testとの関連」です。
 日本体力医学会の歴史は古く、その源流は大正9年に発足した旧学術会議であるという。その後、いくつかの会議・研究班を経て1949(昭和24)年に日本体力医学会の誕生へと発展しており、現在、5200余名の会員を擁し日本医学会第39分科会として、体力、スポーツ医科学の専門分野で確固たる地位を築いています。国民体育大会と平行して毎年開催される日本体力医学会は、本年で61回目になります。日本でのスポーツ科学分野の学会としては一番大きいと言っても過言ではないと思います。私が初めて発表したのが1998年度で毎年発表して来ました。もう12年になりました。今回は私の初めての学生が発表したことでとてもうれしいです。これからの傳田君の研究人生に忘れない経験となったと思います。これからもっと大変なことがあると思いますが、頑張ってもらいたいです。

以下、傳田君の感想です。
 本研究を始めるにあたって去年から計画し、本研究に関連する先行研究を読み、測定方法の練習を何度も行いました。測定方法のYo-Yo testとは間欠持久力を測定するものであり、自分自身も本研究を通して初めて知りました。学生生活の中で受け身では知りもしなかったことが、研究を通して新しいことが会得でき、専門的に自身の研究に打ち込んでいるときには、とても充実していました。その成果をポスター発表にて行いました。
 今回の体力医学会にテーマの「中学野球選手の身体組成及び体力とYo-Yo testとの関連」を質問対応形式でポスター発表をおこないました。1時間の発表でしたが、様々な方が興味を示してくださり、質問や意見交換などであっという間に過ぎ、とても良い経験をしたと感じました。これから、より研究を深め、良いものにしていくために頑張っていきたいと思います。

 最後になりましたが、本研究において呉先生やゼミ学生に協力していただいてポスター発表をすることができました。ご協力ありがとうございました。

本文は、人間健康学部スポーツ健康学科 呉泰雄専任講師から寄稿していただきました。
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