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2010/07/29

松商短期大学部の学生が長野県研修員に選ばれる 9月から中国・河北大学に1年間の留学

このたび松商短期大学部の坂口早紀さんが、長野県研修員派遣事業の研修員として、中国河北省にある河北大学に1年間留学することになった。

 長野県と河北省は、昭和58年から友好提携を締結し、平成16年度から両県省の友好交流を担う人材を毎年選抜し、河北大学に派遣している。今回、坂口さんは、書類審査と小論文の1次審査と日本語と中国語で実施される面接の2次審査を突破し、松本大学の学生として初めて選ばれた。河北大学では、中国語を学ぶ他、学生に対して日本語学習の支援・指導を行う。また、長野県のWebサイト上に公開されている「研修員だより」を月1回のペースで紹介する予定になっている。

 坂口さんは、将来、海外で活躍する仕事をしたいと考えていて、最近、「国内旅行業務取扱管理者資格」を取得した。さらに国際交流クラブの部長を務めるなど、積極的に海外と携わる学生生活を送っている。小論文では、河北省の観光地、万里の長城や避暑山荘を訪れ、自分の目を通して両県省のいいところを紹介し、現在ある観光資源を利用するだけでなく、外からの視点、若い目線で魅力的な観光地を開発したいと熱い想いを綴った。

 「まだまだ中国語はほとんど理解できないものの、この夏休みを利用し、猛勉強するつもり。留学先では、積極的に現地の学生と交流し、ゆかたやそばといった日本文化を紹介し、できるだけ多くの友人をつくりたい」と意気込んでいる。
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